近年、広告界を中心に注目され、ムーブメントになりつつある「パーパス」。この1~2年で多くの企業がパーパスに取り組むようになりました。
会社という大きな単位で取り組むものという印象が強いパーパスですが、実は部署、商品開発や店舗開発など、あらゆる場面で活用できます。今回、こちらのコラムに登場するのは、東京大学運動会フィールドホッケー部BULLIONS。『パーパス・ブランディング』著者である齊藤三希子さん率いるエスエムオーが、BULLIONSと一緒に同部のパーパスについて考えました。
会社という大きな単位で取り組むものという印象が強いパーパスですが、実は部署、商品開発や店舗開発など、あらゆる場面で活用できます。今回、こちらのコラムに登場するのは、東京大学運動会フィールドホッケー部BULLIONS。『パーパス・ブランディング』著者である齊藤三希子さん率いるエスエムオーが、BULLIONSと一緒に同部のパーパスについて考えました。
自分たちの部のパーパスを策定したい
新しい年度の始まりを迎え、数年間、新型コロナウイルスの影響で見かける機会が減っていた、新入生・新入社員らしき方々の姿を今年は多く見かけるようになりました。ご入学、ご入社、おめでとうございます。
さて、今回はそんな新学期シーズンにふさわしい話題をご紹介します。その名も、「東大フィールドホッケー部パーパス策定プロジェクト」。
わたしたちエスエムオーのパーパスは「Create great brands for the generations to come. 本物を未来に伝えていく」。これを実現するためには、次世代を担う若者たちがパーパスの概念を理解し、本物を継承していけることも大事です。これまでも積極的に学生インターンを採用したりして、そうした次世代育成の取り組みを行なっておりますが、この度、「本物を次世代に伝える」ために、パーパスフルな学生たちを応援するための第一弾プロジェクトとして始動したのがこちらの「東大フィールドホッケー部パーパス策定プロジェクト」です。
きっかけは、『宣伝会議』に掲載されたSMOのパーパスコラムを読んだ東京大学運動会フィールドホッケー部BULLIONSの新・幹部生からの、「部のパーパスを策定したいので、方法を指導してほしい」というご相談。代交代の秋頃にSMOのWebサイト上からご相談をいただき、お話を伺ったところ、コロナ禍で新歓もままならず、部員も減少傾向にあり、また現部員の目指すところも統一しておらず、部としての在り方を模索していたところ、パーパスに関する弊社の記事を読んで、部にもパーパスが必要だと確信した、とのことでした。