北海道内の広告を称えるSCC賞、最高賞に遠藤誠之氏・オバラの補聴器Webサイト

札幌コピーライターズクラブ(SCC)は6月4日、北海道内在住の広告制作者や道内で展開する広告を称える「SCC賞」の審査会を実施し、SCC最高賞、準最高賞、SCC賞、新人賞、個人賞を選出した。今年のテーマは「ぜんぶ見る審査会」。サン・アドの岩崎亜矢氏が特別審査員を務めた。

最高賞は遠藤誠之氏が手がけたオバラの補聴器のWebサイトに贈られた。遠藤氏は、昨年の同賞でも準最高賞を受賞。今年の準最高賞を受賞した萌福祉サービス「いくつだって、いいじゃないの。」シリーズも手がけている。

オバラの補聴器(Webサイト)。

今年のテーマは「ぜんぶ見る審査会」。3年ぶりに会場に審査員とギャラリーが集まった審査会の様子。

札幌コピーライターズクラブ(SCC)は、北海道在住のコピーライターやCMプランナーなど、広告や販売促進に関するコピーライティングを主たる業務としている会員により運営されている。SCC賞の審査対象は、北海道内在住者による作品、または道外在住者の道内展開作品となっている。昨年は審査会をオンラインで開催し、今年が3年ぶりの公開審査となった。

審査委員長のスコピー 鈴木拓磨氏は、今年の審査会について次のようにコメントしている。「いわゆる狭義の広告に留まらない、幅広い応募作が集まりました。また、おそらく誰もがよいと感じるであろうものから、道民でなければわからないハイコンテクストなものもありました。北海道におけるコピーライターの仕事の特徴や多様さがあらわれていましたし、審査ではそれらの中から、特によい仕事を選べたと思います。年鑑をお楽しみに!」。

訂正:審査委員長名を誤って記載していました。正しくは鈴木拓磨氏です。訂正いたします(2022年6月9日18:46)

各受賞作品は以下の通り。

SCC最高賞

オバラメガネ オバラの補聴器 Webサイト

遠藤誠之(アルファシリウス)

SCC準最高賞

よつ葉乳業 よつ葉乳業ブランドムービー「災害に負けなかったミルク」(Webムービー90秒)

矢谷暁・阿部玲奈(東急エージェンシー)

 

萌福祉サービス 「いくつだって、いいじゃないの。」シリーズ(Webムービー、CM30秒×3)

遠藤誠之(アルファシリウス)

 

SCC賞

よつ葉乳業 よつ葉カフェオレ「オレの話を聞いてほしい」(新聞15段)

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