D&AD最高賞は「The Lost Class」他、コロナ後の医療従事者の PTSDへの支援など社会的に影響を与えた作品が受賞

英国ロンドンを拠点とするD&AD は、5月末に2日にわたって開催したオンラインアワード授賞式にて、最高賞であるBLACK PENCILをはじめ、各部門の受賞作品を発表した。

1962年にスタートし、今年で 60 年目を迎える本賞は、広告部門、クラフト部門 、カルチャー部門、デザイン部門、インパクト部門、コラボレティブ部門、サイドハッスル部門(合計42のカテゴリー)で構成されている。本年度は世界各国のクリエイティブを代表する400人の審査員が参加し、審査が進められた。

本年度のペンシル受賞総数は、702本。最高賞であるブラックペンシルは、Change the Ref「The Lost Class」(2カテゴリーでブラックペンシルを受賞)、Frontline19 「Hopeline19」、Samsung 「Samsung iTest」、GOOGLE「Real Tone」という4つの作品(計5本)に授与された。また、行動、政策、商業、社会の変化に貢献し、インパクトを与えるクリエイティビティの力を示したプロジェクトに与えられるWhite Pencilは、DOLEとAnanas Anamによる「Piñatex」、Maxx Flash「The Killer Pack」に贈られた。

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