切ない日常も悪くない?「実家が全焼したサノ」が語る、広告の力に込めた思い

【前回コラム】『流浪の月』 は踏み絵のような要素があるのかもしれない(映画監督・李 相日)【後編】

今週のゲストは、約7万人のフォロワーを持つインフルエンサーの「実家が全焼したサノ」さん。実は、澤本さんの後輩だという広告マンのサノさんに、その数奇な生い立ちから「切ない事件」が舞い込む日常までを語り尽くしてもらいました。

今回の登場人物紹介

左から、中村洋基、実家が全焼したサノ、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)。

“番組の存続をかけた”豪華ゲスト、登場?!

澤本

:皆さんこんばんは。CMプランナーの澤本です。

権八

:はい、こんばんは。CMプランナーの権八です。

中村

:こんばんは。Web野郎こと中村洋基です。皆さん、近況いかがでしょうか?最近のお仕事や気になるCM、広告などは。

澤本

:「人生には、飲食店がいる。」っていうサントリーの広告でね、われらが栗田雅俊くん(電通)が。

中村

:はい、TCC(東京コピーライターズクラブ)賞のグランプリを獲得しましたね。

権八

:素晴らしい広告でしたね!

中村

:「大CMプランナー」の栗田くん。どこを切り取っても面白いですよね、彼は。

権八

:そうそう、ちょっとアキ・カウリスマキ監督の映画に出てくる美青年みたいな顔してますよね。

澤本

:ああ~、確かに!

権八

:すごい面白いですよね。CMや新聞もあるんだけど、連作のポスターが兎に角いちいち良かったですね!飲食店が今、コロナで辛くてね。それを盛り上げるようなシリーズなんですけど。例えば「ありがとう」とか、「大好きです」とか、「お疲れ様」とか、「ごめんなさい」とか。いろんな気持ちを一言で言うと、「飲もうよ」なんだよ、と。なんかちょっと違うかもだけど、そういうコピーのやつとか(笑)。

中村

:いや〜、今だから刺さるCMですよね。確かに「人生には、飲食店がいる。」っていうのは、言われてみれば、要るか要らないかで言ったら、要るよね、絶対!

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