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編集部に届いたアイデア年賀状10選\2023/

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年が明けてあっという間に1カ月が経ちました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。今年も宣伝会議の各編集部に、たくさんの年賀状をいただきありがとうございました! 2023年はデジタルに移行された企業も多かった様子……ですが、ここではアイデアが詰まったユニークな年賀状について、その後の反響なども交えつつ一部をご紹介します。

ウサギ影絵選手権/セルディビジョングループ

セルディビジョングループから届いたのは、年賀状というより挑戦状?「うさぎジャンプ王決定選」への参加のお誘いです。

封筒を開けると、こんな風に手の形のピンク色のカードが2枚入っています。こちらをうまく組み合わせると、影がうさぎの形に。その様子を撮影した写真の秀逸さで、優勝者が決まる、という戦いです。

なかなか上手く撮影するのが難しい……。

結果は1月27日に、同社のWebサイト(ブログ)上で発表されました。優勝作品のほかに、高さ賞、工夫賞、面白賞もそれぞれ審査員コメントと共に紹介されています。優勝者特典は『週刊少年ジャンプ1年分』。次回は『月刊宣伝会議』1年分でぜひ……!
 

誤字の嵐に意外とほっこり/人間

毎年遊び心溢れる年賀状でSNSをざわつかせるのは、株式会社人間の年賀状。これまではレジャーシートのようなものなど、見た目のインパクトもぶっちぎりでした。

今年は一見普通……? と思いきや、誤字がすごい……!

「誤字ゃいます」はもちろん、印刷のずれ、本文の誤字、ウサギのようでウサギではない生き物(パタゴニアンマーラというらしいです)などなど。

写真もよく見ると、ウオーターマークが入ったままで、編集の仕事をする身としてはヒヤッとします。

パタゴニアンマーラの顔が癖になります。

宛名もよく見たら「編集部」→「変集部」に。変な人が集まった部だと思われているのかもしれません。

年賀状が届いた方の中には、SNSでこの宛名部分の「間違い」を面白がって投稿している人もたくさん見かけました。間違いといえども、なんだかほっこりとした気持ちになります。
 

ハガキに擬態したウサギ/BULLET

毎年紙製のとても手の込んだ年賀状を制作されているのは、BULLETの小玉文さん。
今年は一般的なハガキのデザインを踏襲しつつも、一目でウサギと分かる年賀状です。

「1人宛のときは1枚ペラを、数人宛のときは数枚を束ねて送ろう!というアイデアでしたが
結果、気まぐれランダムになっています(笑)」とのこと。
編集部には5ミリほどの厚さのものが届きました!(ありがとうございます!)。

紙を重ねてあり5ミリほどの厚さがあります。

郵便番号欄を活用した、おどけたようなウサギの表情も可愛らしいです。
 

福笑いで新年を占う?/BYTHREE

お面にできる福笑いのセット「FUKUWARAI-MASK」を送ってくれたのはBYTHREE。

ウサギやおかめ、ミカン?など、型紙は3種類。紙をくりぬいて、自由にシールを貼って紐を通せば、オシャレなお面が簡単につくれます。

左がウサギ、右がおかめ型。

上のオレンジ色がミカンのお面、下がウサギ。

それぞれのデザインもチャーミングで、手元に届いてワクワクするようなキットでした。ありがとうございます!
 

新たな一歩を表現した月面の足跡/スタジオディテイルズ

スタジオディテイルズからは、黒いボックスが届きました。
三日月型の穴が空き、月のクレーター?が覗きます。

デザインコンセプトは、「新たな未来の始まり。その偉大なる第一歩」。

代表取締役社長が交代し、新たな体制でのスタートとなることを背景に、「かつての月面着陸のような困難と未知の領域へと臆することなくチャレンジしていく。その偉大なる一歩を、アポロ11号のクルーが付けた月面の足跡としてなぞらえました」という意図のようです。
月面を軽石で表現しています。

ボックスの内側には、リニューアルした同社のサイトで使用している事業内容にまつわる言葉をプリントしています。

SF映画のタイトルのようなタイポグラフィと、SF映画のエンドロールのようなクレジット表記にワクワクします。
 

人をつなぐ切手シート/MUSUBI

MUSUBIからは、オリジナルデザインの切手シートが届きました。実際に剥がして使えて、これを起点に人と人の縁がさらに広がる、というストーリーです。

お「むすび」も。

手紙でのコミュニケーションは減ってしまいましたが、いただくと嬉しいものですよね。今年は年賀状以外でも、誰かに手紙を送ってみたくなりました。
 

「ぴょん」柄のてぬぐい/ニューホライズンコレクティブ

電通出身者を含む40 代から 60 代のプロフェッショナル人材が集まるニューホライズンコレクティブからも、お年賀が届きました。

ウサギが跳ねる「ぴょん」というひらがなを用いたテキスタイルデザインの手ぬぐいです。青空のような青に白いプリントが爽やか!編集部で大切に使わせていただきます。
 

風穴を開ける/QANDO

QANDOから届いたのは、少し大きめの年賀状。
「問い続ける。風穴をあける。」という同社の姿勢を掲げたシンプルなデザインで、中央にQの字が。真ん中に「push!」と書かれており、こちらを押すと実際に「風穴をあける」行為ができるつくりになっていました。

少しもこっとしたプリントで、つい触りたくなります。

 

切り絵の「2023」/Ken Miki&Associates

毎年凝った切り絵でその年の西暦を表した年賀状でおなじみ、三木健さんのデザイン事務所Ken Miki&Associates。今年はこんな仕組みでした。

開くと真ん中の「0」と「2」が浮き出て、「2023」となります。毎年、どういうしくみなのだろうと閉じたり開いたりじっくり見てしまいます。
今年もありがとうございました!
 

銀紙に移り込む逆さ富士/FUSION

「全日本DM大賞」に毎年入賞しているFUSIONからは、鷹や初日の出などが描かれたほっこりおめでたいデザインの年賀状が届きました。

開くと、銀色の面に逆さ富士が写り込みます。
シンプルですが年始らしいギミックが効いた年賀状でした。
 

こちらで今年の年賀状は以上となります。今年も1年、たくさんのアイデアが浮かび楽しく過ごせますように。どうぞよろしくお願いします!

【過去の年賀状記事はこちら】
2022年
編集部に届いた広告界ユニーク年賀状\2022/+ホリデーグリーティング
編集部に届いた広告界ユニーク年賀状\2022/「虎」10選

2021年
編集部に届いた広告界ユニーク年賀状\2021/(その1、「牛」篇)
編集部に届いた広告界ユニーク年賀状\2021/(その2、「遊び心」篇)