大みそか恒例のNHK紅白歌合戦の出場歌手55組が11月30日に発表され、クリエイティブディレクターの箭内道彦が活動する猪苗代湖ズが初出場となる。猪苗代湖ズは、2010年に福島県出身のミュージシャンやクリエイターにより結成された4人組で、メンバーは箭内(郡山市出身)の他に、THE BACK HORNの松田晋二(東白川郡塙町出身)、サンボマスターの山口隆(会津若松市出身)、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美(双葉郡富岡町出身)。被災した故郷を支援するために活動を続けている。発表記者会見上で箭内らは「福島の人たちと歌い、一つになりたい。出場させていただいたのは福島県のことをずっと忘れないでいてもらうため」と意気込みを語った。同じく福島県出身の西田敏行も21年振り4回目の出場となる。
今年で第62回を迎える紅白歌合戦は、東日本大震災や相次いだ台風災害の復興の意味も込めて、「あしたを歌おう。」をテーマに12月31日19時15分より放映される。
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