イベントや空間でのインタラクティブな映像開発を行うクリエイティブチーム、aircord(エアーコード)が、次世代の“遊び”を提案するクリエイティブプロジェクト「PPP」を開始した。
コンテンツの企画制作を行うライフパックとの共同プロジェクトで、第1弾として、プロジェクションマッピングと積み木を組み合わせた玩具を発表した。積み木は、プロジェクターと立方体の積み木を組み合わせて利用する。積み木の並べ方や置かれた位置を画像認識し、さまざまなイメージを投影する仕組みだ。
例えば、縦に2つの積み木を重ねるとウサギが、4つL字型に並べるとワニが出現する、といった具合。2つの積み方を組み合わせると、動物同士が挨拶をするなどの仕掛けも施した。ほかにも、積み木を横に順に並べていくと足し算などの計算式が現れるバージョンや、積み木をツリーのように積み上げると美しいイルミネーションが投影されるバージョンがある。
aircord代表の橋本俊行氏は、「国境や世代を超えて使ってもらえるものを作りたかった。遊んだ人同士のコミュニケーションを生むツールとして、また、店頭のディスプレイなどに将来的に使ってもらえたら」と話す。