商業施設「アーバンドック ららぽーと豊洲」で3月15日から、複合現実(MR)技術や自動運転ロボットなどを活用した、仮想の「ナイトサファリ」が開催される。ZMP、NTTコミュニケーションズ、フューチュレック、博報堂が共同で進めるプロジェクトの一環。
「TOKYO NIGHT SAFARI(トウキョウ ナイト サファリ)」と銘打った。「ららぽーと豊洲」1階のデッキで、夕方5時〜夜8時30分に開催する。ZMPが開発した1人乗りの自動運転ロボット「Rakuro(ラクロ)」に乗り、現実の風景に仮想現実の映像などを重ねて移すMRゴーグルをかけて、コースを巡る。途中の標識を見ると、動物が映し出される仕組み。「Rakuro」は最大時速6キロメートルで運行する。キリンの足元をくぐったり、ライオンに接近したりと、現実のサファリパークではできない体験が売り。
NTTコミュニケーションズも、自律走行するロボット「Temi(テミ)」を投入する。集客や来場者からのアンケート取得、注意事項の説明などに活用する。博報堂は企画、プロジェクト進行管理を担う。
ZMPが幹事会社として立ち上げたプロジェクト「Robo-Village(ロボ・ビレッジ)」の一環。東京以外の公園や公共施設での開催も進める。「Rakuro」を昼の観光地を巡る足としても活用することを目指す。
「TOKYO NIGHT SAFARI」の開催は3月24日まで。特設Webサイトでチケットを購入できるほか、開場でも当日券を販売する。料金は1回500円。
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