イベントで計画比2割増の成果 製造ハードル乗り越え開発した「未来のレモンサワー」、アサヒ

8月に有料試飲イベントを開催

アサヒビールは、ふたを開栓するとレモンスライスが浮き上がってくるRTD「未来のレモンサワー」を、首都圏・関信越エリアの1都9県にて8月27日から数量限定で発売する。発売前には、神奈川県、埼玉県、千葉県 で、高さ3メートルの光る巨大缶体から「未来のレモンサワー」を購入できる有料試飲イベントを開催。多くの人が集まる施設などでのイベントを通じて、認知向上と飲用機会の創出を図る考えだ。

パース・イメージ 商品・製品 未来のレモンサワー

原料調達などの課題を乗り越え開発した「未来のレモンサワー」

「未来のレモンサワー」は、レモンの味わいや香りを五感で体験できる新しいレモンサワーとして6月11日から数量限定で発売した。そのまま食べられるレモンスライスが入っており、レモンの本格的な香りが楽しめる。

6月3日から6月16日まで「渋谷PARCO」「渋谷横丁」で順次開催したイベントでは、計画比2割増となる約1万9000本を販売した。「渋谷PARCO」では高さ3メートルの光る巨大缶体やヒト型ロボットで「未来のレモンサワー」の魅力を五感で楽しめる世界を演出した。

成功要因について、RTDマーケティング部の余田憲亮担当課長は「光る巨大缶、ロボット、装飾などでお客さまが来店したくなるきっかけをつくることができた」と話す。SNSでも話題になったことで、来店につながったとしている。「渋谷PARCO」は幅広い層が訪れ、渋谷横丁では若年層の顧客が多かった。

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