将来の生産者獲得にも期待を寄せる
キリンビールは、ビールの原料である日本産ホップを守るCSV活動を映したムービー「一番搾り とれたてホップ生ビール 受け継がれるおいしさ」篇を11月5日から公開している。収穫したばかりの生ホップを使用した期間限定商品「一番搾り とれたてホップ生ビール」の品質を支える国産ホップの価値や農家の思いを伝え、原料生産地域やビール市場の活性化を図る。
ホップ農家の思いを伝えるスペシャルムービー「一番搾り とれたてホップ生ビール 受け継がれるおいしさ」篇
2004年から毎年期間限定で販売している「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、ホップ産地の岩手県遠野市で今年収穫したばかりの生ホップを急速凍結したものを一部使用。今年は発売21年目で、11月5日に販売開始した。
近年、高齢化や後継者不足により日本産ホップ農家は年々減っており、生産量はこの30年で約9分の1にまで減少した。持続可能なホップ生産の取り組みを進めている同社は今回、半世紀にわたって関わっている岩手県遠野市を舞台にしたムービーを制作。日本産ホップ産業の関係者の持続にかける思いを込めたストーリーを公開した。
キリン「一番搾り とれたてホップ生ビール 受け継がれるおいしさ」篇(60秒)
動画では「遠野ホップ農業協同組合」の前組合長をはじめとした農家のメッセージなどを紹介。「日本産ホップのおいしさを、あなたに。未来に。」というコピーとともに、「一番搾り とれたてホップ生ビール」を今年も生産できるよろこびなど、日本産ホップの生産に携わる生産者の思いをリアルに表現しているという。動画では日本産ホップの生産量減少などの課題や、同社や遠野市が農家の誘致や育成を行っていることにも触れている。
