日本で折りたたみスマホが普及しない理由とは 中国ブランドが課題克服に挑戦、ZTE

ユニークな日本市場で信頼獲得に注力

中国の通信機器メーカーZTEの日本法人ZTEジャパンは、スマートフォンブランド「nubia(ヌビア)」の新商品3機種を発表した。主力製品は折りたたみスマホ「nubia Flip 2」で、同ブランドが昨年日本で初めて販売された際の経験を生かし、折りたたみスマホの普及を妨げる「価格の高さ」と「耐久性への不安」という課題の克服を目指した。

国産志向が強い日本市場において本格展開を進めるにあたり、「信頼性の確保」と「ブランドイメージの定着」を重視。俳優の山﨑賢人を起用した新CMなどを通じて、ブランド認知と信頼性向上を図る。

写真 商品・製品 折りたたみスマホ「nubia Flip 2」

折りたたみスマホ「nubia Flip 2」とリュウ氏

2012年に誕生した「nubia」はグローバルでは広く認知されているが、日本では2024年3月に初上陸した。日本市場の特徴について、Brand Promotion office Directorのリュウ・エンキ氏は、キャリアが販売を担うBtoBtoCの販売方式が主流である点を挙げ、より消費者向けのブランディングを重視し、消費者からのコメントや感想を商品開発に反映させていく方針を示した。BtoBの印象を払拭するため、競合やこれまでのZTEとは異なるチャレンジが必要だと話した。

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