顧客の情緒を意識したキャスティング
サッポロビールは「サッポロ生ビール黒ラベル」のテレビCM「大人エレベーター」シリーズ第47弾を5月7日から放映している。今回は25周年を迎えたロックバンド「サンボマスター」(山口隆、近藤洋一、木内泰史)が登場。20、30代を中心とした若年層だけでなく、幅広い「大人」の顧客の共感を得られると見込んでいる。
「サンボマスター」が出演する「大人エレベーター」シリーズ第47弾
「サッポロ生ビール黒ラベル」は、「自分なりの価値観を持った大人同士が飲むビール」という「大人の世界観」を表現するため、メインキャラクターの妻夫木聡がフロア数に応じた年齢の「大人」と出会う内容のCMシリーズを展開。今回のフロアは25階で、25周年の「サンボマスター」を起用し、「25年篇」(30、15秒)など全7篇・12タイプを公開した。
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妻夫木が降り立った25階は、夜空を走る列車の車内。「25年篇」では、音楽活動25周年を迎えたサンボマスターの3人に対し、妻夫木が「仲の良さの秘訣」を尋ねる。その後、「スパイシーつまみ弁当」と黒ラベルを4人で味わう場面で締めくくられる。
起用の理由について、ブランド担当の黒柳真莉子氏は、「サンボマスターの皆さんが発する『ひとりひとりの人生を肯定するメッセージ』は、『丸くなるな、☆星になれ。』というブランドメッセージと非常に親和性が高い」と話した。
