5月30日、月刊『ブレーン』(宣伝会議刊)主催のオンライン動画コンテスト、第12回「BOVA(Brain online video award)」の〈縦型動画部門〉の上位受賞作品が発表された。
および
の誌面上で掲載されている。
〈縦型動画部門〉のグランプリを受賞したのは、資生堂の課題「使用感の良さが伝わり、思わずアネッサを肌に塗りたくなる動画」への応募作品「Numbers」。佐藤一貴氏(電通)、大竹聡氏(ギークピクチュアズ)、大江海氏(同)らが手がけた。
主人公がコンビニでバーコード決済をしようとすると、店員の頭上に「23」という数字が浮かんでいることに気付く。気付けば知り合いや、他の来店客の頭上にもさまざまな数字が。SNSで調べると、世の中で同じような現象が多数発生していることが判明する。この数字の正体とは……? モキュメントホラーとアネッサの商品特性をかけあわせ、つい続きが見たくなるような映像に仕上げた。
本作について、〈縦型動画部門〉の審査員は次のようにコメントしている。
「初代グランプリにふさわしいです。レジでバーコード決済のためにスキャンをする時カメラは縦、という気付き。見たことがある『頭上の数字』表現なのに、知らない展開。肌年齢と日焼け止めの関係がもう少し補足されていたら、さらに強かったかもです」(市川晴華氏)。