クラフトアワード「CICLOPE Asia」、YOASOBIとプレステコラボプロジェクト他が部門賞受賞

2025年で7回目を迎えるアジア太平洋地域初のクラフトアワード「CICLOPE Asia」が、5月28日にオーストラリア シドニーの映画館ゴールデン・エイジ・シネマで授賞式を実施。各部門の受賞作品が発表となった。

本アワードは、広告およびミュージックビデオ作品のクラフトを評価する国際賞。「でき映えはアイデアと同じくらい重要であり、消費者の体験を決定づけるものである」という信念のもと、作品のアイデアより美術性・クラフト性に特化して審査・評価をしている。

グランプリを受賞したのは、オーストラリアの通信会社Telstraのストップモーションアニメ『Better on a Better Mobile

Network』。オーストラリア最大のネットワークであるTelstraが多くの場所で広範囲にわたる通信を提供していることをPRするべく、26本の映像を制作。同社のモバイルネットワークを活用できる、あまり知られていない地方都市を表現している。これらの映像には、オーストラリア固有の植物や動物、小さな生き物たちが登場し、さらに登場する地方や町に住む本物のオーストラリア人の声を使用している。

日本からは、PlayStation(R) × YOASOBI「PLAYERS」の「Project: MEMORY CARD」が、BRAND

CONTENT-ANIMATION部門の最高賞を受賞した。これは、初代プレイステーション発売から30年を迎えたことを記念して実施されたYOASOBIとプレイステーションのコラボプロジェクト。「プレイステーションの記憶を楽曲にセーブする」をコンセプトに、プレイステーション公式Xで「記憶を消してもう一度やりたいゲーム」のエピソードを募集。寄せられた「#MemoryOfPlay」を原作に、YOASOBIが30周年記念楽曲「PLAYERS」を書き下ろした。

また、特別カテゴリ―のMUSIC VIDEOS部門では、大阪を拠点とする音楽家 日野浩志郎を中心に結成されたリズムアンサンブル「goat」のコンセプトフィルム「Joy in Fear」が部門賞を受賞した。

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