三菱UFJ銀行は5月30日から、資産管理サービス「MUFGウェルスマネジメント」内に、情報発信メディアを開設している。専門的かつ質の高いウェルスマネジメント(資産管理)関連情報を継続的に視聴・閲覧できる会員制の情報発信メディアで、メディア内から同社のアドバイザーにWeb相談もできる。
デジタル×リアルのハイブリッド
「MUFGウェルスマネジメント」は、企業オーナーやビジネスパーソン、富裕層に向け、資産の分析やアドバイスをするサービス。今回公開したWebサイトは、会員制の情報発信メディアとして、事業承継・資産承継・資産運用などの資産管理における専門的な情報やライフスタイルコンテンツなどを紹介する。
同社によると、生活環境の変化などに伴い、資産管理(ウェルスマネジメント)アドバイスのニーズが高まっている。ただ、実際に対面アドバイスを受けられていない富裕層は増加傾向にあるという。
そこで、デジタルでの情報提供とリアルでの専任アドバイザーによるハイブリッド型アドバイスを提供できるチャネルとして、メディアを開始した。アドバイスについては、同メディア内で即予約可能だ。これにより、同社に蓄積された知見やソリューションを提供する。
将来的には生成AI導入も
コンテンツ編集は、富裕層の行動を知り尽くした社員と出版編集キャリアのある社員が担当。毎月2~4本、資産管理やライフスタイルに関して、社内外の知見を活かしたコンテンツを発信する。顧客ニーズに合わせ、信託・証券の担当へ繋ぐデジタル接点の枠組みも構築した。
将来的には、生成AIでグローバルな動画・音声コンテンツを、タイムリーに自動生成することも検討しているという。
