NOT A HOTELが複合型ワークスペースオープン 1日1組のオーナー限定ラウンジ併設

NOT A HOTELは7月9日、オーナーラウンジなどを併設した複合型ワークスペース「NOT A HOTEL OFFICE」をオープンした。場所は中央区・晴海で、完全リモートワークを導入している同社の本社オフィス機能を担う。

同施設を構築するのは、「ワークスペース」、「ラウンジ」、「THE NIGO LOUNGE」の3要素。ファッションデザイナー・音楽プロデューサーのNIGO氏がプロデュースした「THE NIGO LOUNGE」は、NOT A HOTEL TOKYOのオーナー限定のラウンジとして開放した。1日1組限定で、会食や団らんのスペースとして使用できる。

左はエントランス。右の「THE NIGO LOUNGE」の壁のディスプレイは全部で284個あり、それぞれにNIGO氏のコレクションが収納されている。

本施設の立ち位置は、多様な働き方を実現するだけでなく、オーナーやパートナーにNOT A HOTELの世界観を体感してもらうための空間。倉庫建築をベースに、NOT A HOTELがこれまで培ってきた“空間体験”の哲学を、ワークスペースというかたちへ昇華させている。

ワークスペースは、36人分のフリーアドレスデスクと4つのワークポットを備え、出社状況は専用アプリのライブカメラで確認可能。ミーティングスペースには、NOT A HOTEL各拠点で採用されている家電やカトラリーを備えたキッチンも用意した。丸いテーブルの周囲にデザインが異なる10種類の黒い椅子が配置されている。

左がワークスペース、右がミーティングスペース。

全体のディレクションを手掛けたのは、同社の建築チーム「NOT A HOTEL ARCHITECTS」。NOT A HOTELの世界観を反映したインテリアと空間デザインを実現した。今後イベントスペースでは社内イベントに加え、オフィスツアーや採用説明会など社外向けのイベントも開催していく予定。

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