日清ヨークはお笑い芸人・バッテリィズを起用し、ピルクル400の新CM「バッテリィズ」篇のオンエアを開始、公式YouTubeで6月23日に公開した。
CMでは、ピルクル400になった二人がマイクの前に立ち、漫才(?)を始める。「ピルクル400はな 乳酸菌が400億個も入ってんねん」と語る寺家さん。すると、エースさんはすかさず「うそつけお前 400億個もこの中に入ってるわけないやろ。一個も見たことないぞ 俺」と反論。さらに寺家さんは「しかも安いねん」。すると、エースさんは「かわいそうやろ。400億個も入ってんのに安いって」……と、ピルクル400を巡る二人のかけあいは続いていく。
日清ヨーク ピルクル400CM「バッテリィズ 篇」30秒
「ピルクル400は競合商品と比較しても、乳酸菌が400億個も入っていることが強みで、しかも安価を実現しているので、この2点をしっかり訴求していきましょう、というオリエンでした。加えてピルクルブランドのCMのトンマナ、シンプルでIQの低い馬鹿馬鹿しいCMを企画してくださいとの方向づけをいただきました」と、クリエイティブディレクター 松村祐治氏。
様々な方向性の企画をプレゼンした中で、M-1グランプリ2024で準優勝し、いま人気のバッテリィズが「漫才ネタとしてピルクル400について喋り倒す」という企画に決まった。
「そこからは、バッテリィズの爆発力をCMっぽい枠の納めずに炸裂させることを大切にして、たくさんのセリフをクリエイティブチームのみんなで、クライアントさんも一緒になって考えました。途中で、乳酸菌には感情がない、という強いワードができたので、それを軸に後半のたたみかけを練っていきました」(松村氏)
これまでもジョイマン、錦鯉といったお笑い芸人を起用してきたピルクル。今回、バッテリィズを起用した理由を聞いてみると、「ピルクルブランドの明るく面白く、家族みんなで笑えるCMの世界観にバッテリィズさんはぴったりだと思いました。実際に現場でお会いするととても華があり、なおかつとてもフレンドリーで、スタッフ全員がファンになりました」と、プランナー 森昭太氏。
バッテリィズは今年、サントリー、スカパーJSAT、日清食品に続くテレビCM出演となる。ニホンモニターが7月1日に発表した「2025上半期タレントCM起用社数ランキング」では、「2025上半期躍進したタレント・下半期注目のタレント」に選ばれている。
CM撮影にあたっては、バッテリィズの漫才の持つ勢いやテンポ感を大事にしたという。
「CMとして言わなければいけないワードはきちんと抑えつつも細かい言い回しに関してはご本人たちにお任せ。特に後半パートの撮影ではエースさんからどんどんアドリブが飛び出し、スタッフ一同笑いを堪えるのに必死でした」(森氏)

スタッフリスト
企画制作
電通、フロンテッジ、ソーダコミュニケーションズ
CD、企画、C
松村祐治
企画、C
森昭太、中原小百合
AD、企画
三條貴正
CPR
福島隆雄
PR
橘慎哉
| PM | 久保侑斗 |
| 演出 | 渡邉直 |
| 撮影 | 櫻井大輔 |
| 照明 | 佐伯琢磨 |
| 美術 | 小野彩子、小松義夫(造形) |
| 編集 | 森本航洋(オフライン)、山本鴻(オンライン) |
| MA | 柏木勝利 |
| ST | 佐藤里奈 |
| HM | mayu.H |
| CAS | 相澤祥惠、伊藤和奏 |
| 出演 | バッテリィズ |
