新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)は7月14日から、イルカとクジラが泳ぐグラフィックで小田急線の車両内を広告ジャックする「クールドルフィン号」を実施している。9月7日まで。開催中の特別展のプロモーションの一環で、電車ジャックは昨年の「くらげとれいん」に続き今夏が2回目の実施となる。
本企画は「えのすい特別企画展 イルカとクジラ Coool Dolphin」(7月4日~9月30日)のプロモーションとして実施。小田急江ノ島線、小田原線、多摩線の全線にて、「クールドルフィン号」1編成が走行する。同館によると、昨年実施した「くらげとれいん」のSNSや来場者アンケートでの反響を受け、今年も実施を決めたという。
広告は、水しぶきをあげて泳ぐイルカとクジラのビジュアルが中心。中づり広告にはこの夏限定の「イルカショー」をイメージしたポスターを掲示。ドア横には館長と遊ぶバンドウイルカ「ニコ」や、えのすい歴48年目・ベテランのカマイルカ「クロス」など、個性あふれるイルカたちとの水遊びで、びしょ濡れになってしまったような雰囲気をあじわえるポスターが採用されている。
この夏限定の「イルカショー」をイメージした中づり広告。
ドア横にはイルカたちとの水遊びをイメージした「びしょ濡れ」ポスターを掲示。
水族館の広告制作スタッフは「今年のえのすいの夏は『イルカとクジラ』が主役。中でも、水しぶき増量中のイルカショーの楽しさを表現したく、えのすいのイルカやクジラたちが電車をジャックし、車内で元気いっぱいに遊んでいるような世界観に仕上げました。ご覧になった方が彼・彼女らに『会いたいな』と思っていただけたらうれしいです」とコメントしている。
また、今回はSNSキャンペーンも実施している。「クールドルフィン号」乗車の思い出を形に残してもらえるよう、ホエールアーティスト・あらたひとむさんのイラストとコラボした、限定デザインのオリジナルアクリルキーホルダーを制作した。
同館によると、掲載当初の2日間で公式Xに投稿した内容が約33万回表示され、7400件の「いいね」がつくなど期待の高さを実感しているという。
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