主人公の運命は勝敗次第? 選手も登場、ベイスターズのシーズン連動ドラマの背景

横浜DeNAベイスターズは4月から公式SNS(TikTok/YouTubeほか)にて、シーズンの試合結果と連動したショートドラマ「神様、おねがい」を配信開始。2週間に一度、月曜日に最新話を更新している。

若年層のファン獲得を求め始動

昨シーズン、日本シリーズで優勝し25年ぶりに日本一の称号を手にしたベイスターズ。シーズン開幕に向け、新たなファンの獲得方法を模索していた。

「特に若い方々へのリーチ方法を検討していました。既存のファンの皆さんに楽しんでいただけることはもちろん、新規層を開拓できる新たなコンテンツを模索していました」と話すのは、同社の長谷川武徳氏。新たな企画を模索するなかで、バスコムの楠本淳氏、アソボットの今村亮氏のアイデアで、クリエイティブディレクターの高崎卓馬氏企画・脚本のショートドラマを制作することにした。

驚くべきはショートドラマの仕掛け。日々の試合結果が反映される“シーズン連動ショートドラマ”を採用した。物語の主人公はベイスターズファンの大学生・浜辺きらら。ある日、浜辺は死神に取りつかれてしまい命を奪われそうになるが、「ベイスターズがリーグ優勝を達成したら助かる」ことを約束し、ベイスターズの戦いを見守るストーリーだ。

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