朝日新聞社は、俳優の松下洸平と見上愛が新聞記者を演じるショートドラマの第2話を7月24日に公開した。3月公開の第1話の続編で、実在の特集企画をテーマにその取材過程や葛藤を描いた内容。ブランドメッセージ「新しい朝をつくれ。」のもと、本社の報道に取り組む姿勢や新たな挑戦などを生活者に幅広く伝える施策の一環。
実在記事をもとにした記事制作プロセスを描写
ショートドラマは、朝日新聞デジタルで連載された特集企画「水難事故マップ」と「8がけ社会」をもとにしたシリーズ企画。3月に各編の第1話が公開され、今回新たに第2話を追加。撮影は東京本社の編集局や中庭などで行われ、現場の雰囲気を伝える描写にこだわった。
「水難事故マップ編」では、松下が記者とエンジニアを兼任する入社14年目の江崎大輔を演じる。江崎がデータジャーナリズムの手法を用いて水難事故の発生地点を可視化し、取材すべき場所を特定していく様子が描かれる。ナレーションは、江崎の後輩役を演じる見上が担当した。
「水難事故マップ」編 第2話
江崎が所属する「デジタル企画報道部」はデータ分析を基にした報道を手がける実在部署で、同社の今後の注力分野でもあるという。
3月に公開された「水難事故マップ」編 第1話
一方、「8がけ社会編」で、入社5年目の若手記者・春田あやめを演じるのは見上だ。人口減少と過疎化が進む地域を取材し、現役世代が全体の8割になる未来をどう描くかを模索する姿を描写。ナレーションは春田の先輩役を演じる松下が担い、互いの物語で相手がナレーションを担当する構成だ。

