セガ、サウジIP企業と中東地域でのパブリッシング契約締結

セガは7月28日、サウジアラビアに本社を置くマンガプロダクションズと、『ソニックレーシング クロスワールド』における中東・北アフリカ地域でのパブリッシング契約を締結した。マンガプロダクションズは中東のアラブ諸国を代表するIPマネジメント及びアニメ・ゲーム・マンガの制作、配給会社。今回の契約締結によって、マンガプロダクションズは中東・北アフリカ向けにパッケージ販売、マーケティングを担当する。

写真 人物 ブカーリ イサム氏、内海州史氏

左からマンガプロダクションズCEO ブカーリ イサム氏、セガ代表取締役COO内海州史氏。

マンガプロダクションズが中東地域で販売を手掛ける『ソニックレーシング クロスワールド』は、セガのアーケードレーシングチームが手掛けるカートレースゲームシリーズ。ソニックだけではなく、初音ミクやジョーカー(『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』)、春日一番(『龍が如く』)、マインクラフト、スポンジ・ボブなど多彩なキャラクターも登場する。

グラフィック 『ソニックレーシング クロスワールド』。

『ソニックレーシング クロスワールド』。

セガ 代表取締役社長執行役員COO 内海州史氏は、「中東地域のリーディングカンパニーであるマンガプロダクションズとの提携で、『ソニック』シリーズ最新作を中東・北アフリカ地域にお届けできることを嬉しく思う。ソニックはアラブ地域でも人気が高いキャラクター。今回パッケージ販売とマーケティングを現地の企業に担当してもらうことで、中東地域のファンにソニックをより身近に感じ、ゲームをお楽しみいただきたい」とコメント。

また、マンガプロダクションズ CEOブカーリ イサム氏は、「現在サウジアラビアと中東地域のゲーム市場は、世界で最も急速に成長。マンガプロダクションズも近年、コンテンツの制作、ディストリビューション、ライセンス事業で成功を収めている。セガと業務契約を締結し、日本の伝統的なゲームシリーズ最新作を海外でパブリッシングできることを光栄に思う。当社は本作で、中東および北アフリカ地域でのパブリッシング、マーケティングに取り組み、アラブ地域のファンの皆様に質の高い作品を届ける」とした。

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