50社落ちても諦めなかった!CHOCOLATE・市川晴華さん流「やりたいこと」へのたどり着き方

「Creative & Planning Summer Camp ~クリエイティブと企画の学校~」

8月28日(木)からスタートする「Creative & Planning Summer Camp ~クリエイティブと企画の学校~」。講師を務める3名のクリエイターに学生時代の過ごし方や就活についてインタビュー。第3回は、CHOCOLATEのプランナー/クリエイティブディレクター 市川晴華さんに登場いただきます。

市川さん自身、就活で苦労した経験を持つからこそ伝えられる、リアルなお話をたっぷり聞きました!

Q. 普段は、どんなお仕事をしていますか?
A. CMや広告の企画を担当しています。

CHOCOLATEという会社のプランナー/クリエイティブディレクターです。普段はCMやWeb広告、キャンペーンイベントなど、さまざまな広告に関わる企画をしています。

Q. 広告業界を目指したきっかけは?
A. 「プール冷えてます」のポスターに惹かれて。

小さな頃から広告が好きだったのですが、特に好きだったのがとしまえんの「プール冷えてます」という広告。「こういうのを作れる人になりたい」と中学生の頃から思っていました。

Q. 就活は順調でしたか?
A. 全然ダメでした(笑)。50社落ちて、赤坂の坂を泣きながら走った思い出。

富山の大学に通っていたので、東京での就活はとにかく大変。夜行バスで移動し、慣れない街でスーツケースを引いて会場に向かって……。面接ではまったく言葉が出てこなくて、悔しくて泣き叫びながら坂道を駆け下りたことを、今でも覚えています。

Q. 落ち込んだとき、どうやって乗り越えましたか?
A. 「否定されたのではなく、会社と相性が合わなかっただけ」という意識をもつ。

最初は落ち込んで、「自分がダメなんだ」と立ち直れなくなるほど落ち込みました。でも、「やりたいこと」を大事にしていれば、必ず居場所は見つかります。会社って本当にたくさんあるので、会社と相性が合わなかっただけだと考えましょう! 道は開けていくと思います。

Q. 学生時代の経験で、今に活きていることは?
A. とにかくバイトしまくったこと。人の気持ちが見えるようになった。

居酒屋、ラーメン屋、ティッシュ配り、交通量調査、着ぐるみ、ケーキ販売……いろいろなバイトを経験しました。広告の仕事って、BtoBの面もあるけど、結局は「人の心を動かす」こと。接客の経験で見えた“人の行動パターン”などは、今の仕事でもすごく役に立っています。

Q. モチベーションを保つ秘訣はありますか?
A. ぶれない“憧れの存在”を持つこと。

就職してからも、つらいことや辞めたくなることってあると思います。そんなとき、憧れの存在があると、軸がぶれにくくなります。「この人のようになりたい」「こんな仕事がしたい」っていう気持ちは、すごく強い支えになりますよ。

Q. 今回のイベントでは、どんな体験が待っていますか?
A. 企画のメソッドをお話ししつつ、質問にもガッツリ答えます!

「どうやって企画を考えるのか?」といった実務的な話はもちろん、就活の悩みや日々の不安にもできるだけ全部お答えします。質問タイムはたっぷり用意する予定です!

Q. 最後に、学生へのメッセージをお願いします。
A. 諦めなければ、道は開ける!

広告業界は、いろいろな仕事があるところです。だからこそ、自分を信じて、企画の仕事に飛び込んでみてほしいです。応援しています!

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市川晴華

CHOCOLATE
プランナー/クリエイティブディレクター

1990年生まれ。楽しい広告を作りたいと思っている。2022年よりCHOCOLATE Inc.に所属。読売広告社にもパートナースタッフとして所属。過去の仕事:サントリーペプシ「本田とじゃんけん」「クールポコ」シリーズ、アース製薬「片手でモンダミン」、中京テレビ「ヨンと鳴く犬」「テレビを知らない子どもたち」、イエローハット・ピザハット・リンガーハット「ハット首脳会談」など。初監督短編アニメ「パンの赤ちゃん」「ギャルネコ」も担当。

<Creative & Planning Summer Camp ~クリエイティブと企画の学校~ 講座概要>

●開講日:2025年8月28日(木)~9月2日(火)13:30~16:30
●講義回数:全4回
●開催形式:宣伝会議セミナールーム(表参道)
●定員:50名
●詳細・お申込:こちらから

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