森永製菓「in タンサン」がデザインを刷新、「in」ブランドの一貫性重視で

「in ゼリー」のトーン&マナーに合わせて調整

イメージ 商品 炭酸飲料「inタンサン」のパッケージ

森永製菓は6月3日、炭酸飲料「inタンサン」のパッケージをリニューアルした。同商品は「in ゼリー」の技術を応用したもので、強い酸と混ざると液体からゼリー状に変わるのが特徴だ。レモン味とグレープフルーツ味の2 種類があり、2024 年6 月からオンラインのみで販売している。

発売当初から、売れ行きは好調だった。それにもかかわらずリニューアルを行った理由について、健康マーケティング部の木下洋輔さんは「現在、『in ゼリー』のデザインを軸に『in』ブランドとして一貫性を持たせるために整理をしています。そんな中、『in タンサン』のパッケージを改めて見直すと、改善の余地があることに気付きました」と話す。

「in」ブランドのイメージをもとにデザインを刷新。「in」のロゴを中心に据えたデザインはそのままに、書体や色使い、文字の配置の仕方など、「in ゼリー」のトーン&マナーに合わせて調整した。

レモン味とグレープフルーツ味の2 種類のフレーバー展開をわかりやすくするために、各フレーバー名の視認性と、フレーバーカラーの識別性を強調。缶の色は「in ゼリー」のパウチのシルバーにできるだけ近付けるために、白濁した特色のシルバーで印刷した。また、「in ゼリー」と同様に商品説明の欧文コピーを加えた。

最も大きく変えたのは、商品特性の表現だ。まずコピーを見直し、「空腹マネジメント」は「空腹感マネジメント」に、「飲む→ふくらむ」は「ふくらむ→乗り切る」に変更。

ブランドコミュニケーション部 デザイングループのクリエイティブディレクター 松村健太さんはさらに「空腹感をしのぎたいときや、仕事の合間にリフレッシュしたいときに飲む炭酸飲料であることが直感的に伝わるように、ロゴの左右に気泡をデザインしました。『in』ブランドらしさを担保しながら『in タンサン』らしさを表現する、そのバランスにもこだわりました」と説明する。

今回、「in タンサン」の公式サイトも刷新。パッケージ同様、「in」ブランドらしく、商品特徴が伝わるデザインで統一を図っている。

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スタッフリスト

企画制作 森永製菓
CD+AD 松村健太




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