医療用のイメージを引き継ぐ工夫
アリナミン製薬は、胃酸の分泌を抑制するプロトンポンプ阻害薬(PPI)の「タケプロンs」のブランドアンバサダーに俳優の玉木宏を起用した。テレビCM「商品篇」と「症状篇」を、2025年8月20日から順次全国で放映している。パッケージカラーをイメージしたシルバーとブルーを基調とした世界観が特徴であり、医療用タケプロンのイメージを引き継ぎつつ、効き目の高さを訴求する狙いがある。
玉木宏を起用したテレビCM「商品篇」と「症状篇」
8月1日に発売した「タケプロンs」は、医療用と同じ成分「ランソプラゾール」を日本で初めて配合した市販薬。胃酸の分泌を強力に抑制することで、症状の原因に直接アプローチする。ターゲットは「胸やけ」「胃もたれ」「胃の痛み」といった症状を抱える30〜60代の男女。同社は、仕事や家事への集中力低下、会話や動作の億劫さ、睡眠の質の低下、食事の楽しみの喪失など、QOLの低下を感じる人々への貢献を目指している。
タケプロンs_TVCM_商品篇
同社は「8月1日の発売以降、多くの反響をいただいており、特に医療用タケプロンを使用していた方から期待の声をSNSで多数いただいている」としている。
テレビCMでは、玉木が鮮やかなブルーのスーツにシルバーのネクタイを着用し、「タケプロンs」の効果や水なしで飲める特徴を訴求している。「症状」篇では、胸やけや胃もたれでつらさを堪えている表情や、「タケプロンs」を飲んで症状が和らいだ時の晴れやかな表情などが見どころ。幅広い世代から支持を集める玉木を起用することで、SNS上での話題化による認知拡大も狙っている。
演出面では、シルバーとブルーの世界観で「本物感・唯一感・王道感」を表現。「洗練・シンプル・誠実感」が感じられる演出を意識し、効き目の高さを視覚的にも伝える工夫が施されている。

