日本新聞協会は9月3日、第45回新聞広告賞(2025年)の受賞作を発表した。最高賞となる新聞広告大賞には、アサヒビールの「47都道府県 おつかれ生新聞」が選ばれた。
同企画は、2024年12月28日に全国59紙へ一斉掲載された新聞広告。47都道府県それぞれの1年を振り返るニュースと、その土地にまつわるコピー・ビジュアルを組み合わせ、「2024年おつかれ生です」のコピーを掲出した。テレビCMとも連動し、地域に根差した新聞広告ならではの表現で、ブランドの魅力を高めた点が評価された。
応募総数は「広告主部門」202件、「新聞社企画・マーケティング部門」53件の計255件。授賞式は10月16日、東京・帝国ホテルで行われる。
新聞広告賞は、新聞広告の新しい可能性や社会的役割を顕彰するものとして1981年に創設され、今年で45回目を迎えた。そのほか広告主部門の新聞広告賞は以下のとおり。
広告主部門 新聞広告賞
・栗山米菓「ばかくやしい甘口カレー味完全終了」
掲載紙:新潟日報(2025年3月3日)
・講談社「スキップとローファーと能登」
掲載紙:朝日新聞(2024年12月23日)
・シャボン玉石けん「シャボン玉石けん無添加50周年 舌で出来具合を確かめる。食品ではありません。 石けんの話です。」
掲載紙:朝日新聞(2024年8月27日)
・タイガー魔法瓶「『魔法のかまどごはん』防災の日」
掲載紙:朝日新聞、読売新聞(2024年9月1日)
・有楽製菓「ブラックサンダーの恩返し」
掲載紙:西日本新聞、佐賀新聞、長崎新聞、熊本日日新聞、大分合同新聞、宮崎日日新聞、南日本新聞(2024年7月17日)






