推し活、ガチャ、サウナ…ジップロックが全20の界隈に着目、新用途のありなしを調査

旭化成ホームプロダクツは9月3日、家庭用保存袋「ジップロック」の新たな活用法を発掘するプロジェクト「ジップロック ありなし国民大調査」を開始した。本企画は、ジップロック従来の利用方法である“食品保存”という枠を超えて、20の“界隈”における使い方を提案し、全国のユーザーから「あり」か「なし」かを投票してもらう参加型キャンペーンとなっている。

メインビジュアルには、CMでもおなじみのコットンを起用。

メインビジュアルには、CMでもおなじみのコットンを起用。

本企画の背景には、若年層との新たな接点を築きたいという同社の狙いがある。旭化成ホームプロダクツの担当者は、「若年層に実際にジップロックを使う体験を通して、製品の良さを感じてもらいたいという意図で企画しました」と語る。

「企画意図が前提にあったので、クリエイターへのオリエンテーション時には、大学生や新社会人など若年層の間で“発話”が生まれること、さらには『それなら実際にジップロックを使ってみよう』と思ってもらえることを重視していると伝え、企画を進めていきました」(同社担当者)。

実際、今回のキャンペーンでは「推し活界隈」「ガチャ界隈」「子育て界隈」「フェス界隈」など、SNS上で若年層の発話が活発な“界隈文化”に着目。保存袋という既成概念を打ち破るような使い方を全20パターン紹介した。

企画を担当した電通の・吉岡謙一氏は、「他社のジッパー付きバッグとジップロックの違いに意識を向けてもらうには、若年層がSNS上で発話しやすい“界隈”に注目することが鍵でした」と説明。そのうえで、「20もの界隈での用途提案を通じて、丈夫で使いやすいジップロックの汎用性を伝えることを狙っています」と話す。

“界隈”別に使い方を提案するビジュアルも用意。

“界隈”別に使い方を提案するビジュアルも用意。

また、特設サイトでのオンライン投票に加え、東京・渋谷では「推し活」「ガチャ」界隈に向けたリアルイベントも開催。参加者にはカラーストラップとジップロックが配布され、その場で“ジップロックバッグ”を制作して持ち帰る体験型の取り組みとなっている。

advertimes_endmark

スタッフリスト

企画制作 電通、TOW、J.C.SPARK
CD 金箱洋世
企画 吉岡謙一、津崎景太、上原 めぐみ
AD 中尾祐輝、八武崎凌平
D 坂本亘
STPL 和田沙樹
もっと見る

CPr 大聖亜希
Pr 村松 亮
制作Pr 兼松雄治、中村 文、中村耀司、塚本悠生
ST 内野陽文
HM maaya
CAS 松島聖二
AE 中澤達彦、沼田 敦、伊藤克矩、南芸 星
出演 コットン


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ