“捨てられるはずの果実”使った「氷結」100万ケース超、セブンと協業で新作も

キリンビールは9月24日、セブンイレブンと協業で缶チューハイ「氷結 mottainai(もったいない)」シリーズから香川の特産品「キウイのたまご」を使った限定商品を発売する。生産後に規格外品となり、廃棄されるはずの果実を活用した「mottainai」シリーズは、これまでに高知県産「ぽんかん」、山形県産「尾花沢すいか」、横浜県産「浜なし」を展開。累計出荷数は100万ケースを突破しており、購入者は20〜30代が7割以上を占めるという。

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9月17日に都内で行われた新商品発表会には、キリンビールマーケティング部の加藤麻里子「氷結」ブランドマネージャー(左から3番目)、セブン-イレブン・ジャパン 商品本部の上條智シニアマーチャンダイザー(右から2番目)、キウイバードコーポレーション島田満沖代表(右から3番目)らが登壇した

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9月24日に発売される「氷結 mottainai キウイのたまご」

年間生産量の4分の1が規格外品に

新商品の「氷結もったいない キウイのたまご」は、アルコール度数4%のチューハイ。果汁由来の甘さを活かしながら、「氷結らしいすっきりとした飲み口に仕上げた」という。容量は350ml缶と500ml缶の2種を展開。販売はセブン-イレブンのほか、イトーヨーカドーやヨーク、ヨークベニマルなどグループ店舗限定で行う。

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パッケージは、「氷結 mottainai」のロゴと「キウイのたまご」のイラストを象徴的に配置。「社会にやさしいイメージ」を想起させるデザインとした

販売数量は17万ケース(350ml缶×24本換算)を目標とし、「キウイのたまご」約16万個分である約5.7トンのフードロス削減を目指す。同品の売上1本につき農家に1円を寄付する施策も実施し、寄付金の合計は約370万円を掲げる。

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