X(旧Twitter)で9月6日、「#ブラックサンダーの日」が日本トレンド1位となった。チョコバー「ブラックサンダー」(有楽製菓)の公式アカウントで投稿された告知ポストには、4000件(9月8日時点)を超えるコメントが寄せられた。
トレンド入りのきっかけとなったのは「ブラックサンダーの日」に合わせたSNS施策。チョコバーの断面を顔に見立てた「断面モンスター」をテーマに、特設サイトでは複数種を掲載した「図鑑」 や、河合辰信社長がラップを披露する動画も公開している。
「断面モンスター」のキービジュアル
AIや合成に頼らず「40種類の断面探した」
有楽製菓は「クロ」と読める9月6日を「ブラックサンダーの日」として2021年に制定し、毎年企画を展開してきた。狙いについて、マーケティング部の嶋田真亜子氏は「レギュラー商品であるブラックサンダーは、きっかけがないと購入されにくい。ユニークな企画を通じて手に取るきっかけを増やし、また日常的に食べている方の楽しみも深められたら」と話す。
チョコバー「ブラックサンダー」は、2024年9月に発売30周年を迎えたロングセラー商品
今回は、商品の断面が“顔”に見えるという着眼点から「断面モンスター」をテーマに設定。断面を観察する行為をコンテンツ化し、ブランドが持つ「楽しい世界観」を共有する意図もあったという。
特設サイト上で公開された「断面モンスター図鑑」は、実際に撮影された「ブラックサンダー」の断面を40種類掲載している。購入者が「似た断面探しを楽しめるようなコンテンツ作り」を目指したという。
クリエイティブを担当した電通デジタルの萩原志周氏は「ランダムに現れる断面をモンスターに見立て、『同じ断面はない=毎回違う出会い』と表現した。AIや合成に頼らず実物にこだわり、嘘のような断面に実際に出会えることが魅力」と話す。
「断面モンスター図鑑」に掲載された40種類
「断面モンスター図鑑」の一部。それぞれに表情や特徴を反映した性格や名前を付け、「似た断面の出現しやすさ」などを基準に、5段階評価のレア度も記載されている
合わせて断面をシェアすると抽選でオリジナルグッズが当たるSNSキャンペーンも実施。また、店頭では試食イベント、ECサイトでは限定デザインの詰め合わせパックを販売するなど、消費者とのタッチポイントを増やし、ブラックサンダーを手に取りたくなるような仕掛けづくりを図っている。
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