このサイトを運営する、AdverTimes.(アドタイ)編集部も同様です。発行元である宣伝会議の教育講座やセミナー・イベントなどのマーケティングを担当するアキコさん(仮名)は、SEO歴3年。編集部に所属しつつ、アドタイ用に講座やイベントについての記事の執筆やリライトに取り組んでいます。ひと通りのワークフローを心得ているものの、「それが成果に結びついているかわからない」「リライトが面倒」……といった課題を抱えていました。
そんな中、オロパスが提供するSEOツール「パスカル」の評判を聞き、早速トライアルを申し込むことに。オロパスのマーケティング担当・熊谷さんのレクチャーを受けながら使ってみたところ、かゆい所に手が届く機能の数々に驚いて……。
私たちのSEO対策は、これで合っているのか?
編集部アキコ:熊谷さん、今日はよろしくお願いします!
正直に言いますと、「アドタイ」のSEO対策は、手探り状態なのが実情でして…。対象分野がマーケティングや広告などと幅広いため、キーワード選定が非常に難しいと感じます。また、膨大な記事のリライト判断まで手が回らないのが現状です。
熊谷(オロパス):よく分かります。多くの方が同じ課題をお持ちですから。
SEOは例えるなら一種の「運動会」のようなものです。徒競走や玉入れ、リレーなど、「複数の種目」で総合点を取らないと勝てません。その種目というのが、SEOで言うと、コンテンツの品質や、タグ設定、ドメインの強さということになります。一つのキーワードで上位表示を狙うことは、そのキーワードをテーマにした運動会で総合優勝を目指すようなものなのです。その『運動会』で総合優勝を狙うための、いわば作戦ボードになるのがこのパスカルなんです。
さっそくパスカルにログイン。「ランキング」「新規作成」「リライト」「サイト調査」の4つの機能がある
感覚によるリライトは卒業!データが示す正解への最短ルート
アキコ:なるほど。面白い例えですね。
早速、具体的に見ていきたいのですが、すでに公開済みで順位が伸び悩んでいる記事がある場合、どう改善すれば良いのでしょうか?
熊谷:すでに公開済みのページを対策する場合は、「リライト機能」を使います。パスカルの「リライト機能」は、上位表示したいキーワードとURLさえあれば分析が可能なんです。
分析は、約30秒で完了します。
リライト機能で、キーワードと記事URLを入力してみる
アキコ:30秒ですか!早いですね……。現在この記事は12位ですね。もう少し順位を上げたいです。
熊谷:パスカルは、Googleの検索結果の1ページ目(10位以内)に上げていくためのSEO対策に特化しています。適切なリライト作業をして、検索順位を上げていきましょう。
アキコ:これが分析結果の画面。視覚的に把握できます。ぱっと見で分かりやすいなと思いました。
熊谷:ありがとうございます。「後ろが水色になっているエリア」が、上位表示サイトがいる場所、つまりGoogleから評価されている範囲です。そして、「カラフルな丸」の位置が、分析したサイトの評価です。つまり、丸が水色から外れている部分は、対策が必要ということです。
アキコ:なるほど!例えば、このメタディスクリプションの項目。「コピー」という言葉が3個入っていますが、上位サイトは1〜2個に収まっている。つまり、「少し多すぎますよ」と、具体的な改善点までわかるんですね。
上位記事に共通する傾向と当該記事とのギャップがひと目で分かる。当該記事についても改善すべき点が明らかに
熊谷:はい。「何が何個必要か」まで具体的に示されます。今まで複数の無料ツールを駆使して一つひとつ調べていたかもしれませんが、そうした手間がパスカル一つで完結します。
私たちがこうしましょうと勧めているわけではなく、あくまで「いまGoogleに評価されている上位サイトはこうなっています」という事実をデータで示しているだけなのです 。だからこそ、常に最新の正解を追いかけられるわけです。
アキコ:特に重要なのが、この「情報の網羅性」ですね……。うわっ、上位サイトが使っているのにうちの記事に抜けているキーワードがこんなに!
記事に使用していない単語が、上位ページの使用頻度別に一覧で表示される
熊谷:自分なりに網羅したつもりでも、上位サイトはこれだけ共通のキーワードを使っていた、ということです。つまり、網羅性が足りていなかったということですね。
アキコ:これだけ差があれば、順位が上がらないのも納得です。でも、逆に言えば、このリストを参考にすれば、評価を大きく改善できる可能性があるということですね!
熊谷:おっしゃる通りです。しかも、この分析結果はボタン一つで具体的な「作業指示書」として自動生成されます。
指示書に記載する項目は、右上のチェックボックスから選択することが可能
アキコ:この指示書を見たところ、パスカルのロゴや名前が入っていないんですね。これなら、そのまま外部のライターさんにお渡ししてもスムーズですね。
熊谷:はい。SEOを請け負っている制作会社の方が、クライアントへの報告用にお使いいただくケースもよくあります。
構成案作成の工数を劇的に削減。設計図をAIが導く
アキコ:既存記事の改善方法はよく分かりました。では、そもそも対策すべきページが存在しない場合はどうでしょう?まったく新しい記事をつくる際のキーワード選定や構成案の作成が、一番時間がかかる部分です……。
熊谷:その手間を大幅に削減するのが、「新規作成機能」です。上位表示するためのキーワードの難易度や検索ボリュームはもちろん、貴社サイトの実力(ドメインパワー)で本当に勝てるかまでを判定して、「狙い目」のキーワードを教えてくれます。
ドメインスコアを満たしていても、権威サイトが多いと難易度は上がる様子
アキコ:事前に勝てる可能性があるか分かるのは大きいです。
熊谷:はい。そして構成案ですが、従来は上位サイトが網羅している見出しを手作業で抜き出していたかと思います。パスカルなら、上位サイトの見出しを一覧で表示し、不要なものを削っていくだけで、構成案の骨子が作成できます。
アキコ:あの手間がなくなるだけでも、本当に助かります。
熊谷:さらに、パスカルの分析データをもとに、AIが精度の高い見出し構成案を提案することも可能です。
AIが見出しと構成案を提案してくれる
アキコ:これは本当に画期的ですね!!
しかも、最近重要視されている「独自性」を出すためのアドバイスまでしてくれるなんて。これまで構成案にかけていた時間を、コンテンツの質を高めることに使えます。
競合との差はどこに? データで描くサイトの成長戦略
アキコ:個別の記事のリライトや新規作成の進め方はイメージが湧きました。ただ、そもそも「どのキーワードで新規作成すべきか」や「どの記事をリライト対象にすべきか」といった、より上流の戦略部分でいつも悩むんです。競合の動向なども含めて、大局的な視点で判断することはできますか?
熊谷:もちろんです。そのためにあるのが「サイト調査機能」です。競合サイトのURLをいくつか入力するだけで、テーマごとにどちらが強いかをグラフで視覚的に比較できます 。
自社サイトと競合サイトを比較して、どのジャンルでキーワード上位記事が多いかが分かる
アキコ:これは分かりやすいですね!「ゲーム関連」や「テクノロジー関連」といったテーマごとに、自社が弱いキーワード領域や、競合の強みが一目で分かります。
熊谷:はい。この色の濃い部分が10位以内のキーワード数を示していて、薄い部分が100位以内です。一目で、どのテーマで競合が上位を独占しているかが分かりますよね。
アキコ:なるほど!ここで見つけた課題を基に、先ほどの「リライト機能」や「新規作成機能」につなげていくわけですね 。戦略から実行まで、ツール内で一貫していますね。
施策の結果を日々確認。シンプルな「ランキング機能」
アキコ:こうして改善・作成した記事の結果は、どう確認すればいいですか?
熊谷:日々の順位チェックには「ランキング機能」があります。登録したキーワードの順位を毎日定点観測してくれますので、施策の効果をすぐに把握できます。
アキコ:ありがとうございます。今日のお話で、暗闇の中を手探りで進んでいた状態から、コンパスと懐中電灯を手に入れた気分です。サイト全体の戦略から、リライト、新規作成まで、全てがデータでつながり、やるべきことが明確に見えました。これなら自信を持って施策に取り組めそうです!
熊谷:パスカルの開発でもっともこだわったのがUI(ユーザーインターフェース)と分析スピードです。使いやすさには絶対の自信があります。アキコさんが使ってみてパスカルの良さを実感していただいたように、SEOライティングに携わる方にぜひ一度試してみてもらいたいですね。
教えてくれたのは……
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株式会社オロパス
Webサイト:https://www.pascaljp.com/










