パナソニックホールディングスは9月22日、グループのIT事業を集約する新会社「パナソニック デジタル」を2026年4月1日付で設立することを発表した。従業員数は約2000人となる予定。
発足にあたり、ITインフラ、セキュリティ基盤構築などを手がける「パナソニック インフォメーションシステムズ」、ICTソリューション全般を担う「パナソニック ソリューションテクノロジー」、映像監視システムなどを提供する「パナソニック ネットソリューションズ」の3社を統合する形となる。
新会社設立の目的は、グループの「くらし・しごと」に密接したITソリューションを強化すること。具体的には、製造DX(Digital Transformation)、グローバルERP、ICT基盤の構築・運用サービスといった領域で、BtoB事業における貢献を拡大することを目指している。
また、パナソニック全体で進めている企業変革プロジェクト「Panasonic Transformation(PX)」を加速させ、デジタル技術を通じて持続可能な社会の実現にも寄与するという。
この統合により、パナソニックはデジタル技術を活用したソリューション力を一層強化し、グループのDX戦略やお客様への価値提供を加速させる考え。
