筐体デザインから機能開発までInstagramを意識
1995年の登場以来、若者文化を象徴する存在となっているプリントシール機が、Instagramの15周年を記念した特別コラボを開始した。国内市場でシェア9割を占めるフリューの「EVERFILM(エバーフィルム)」にInstagramを意識したコラボデザインを10月6日から搭載。コラボデザインの背景や落書きを楽しむことができる。常に若者のトレンドを取り入れてきたフリューにとって、Instagramは切り離せない存在であり、筐体や機能の開発でも意識されてきた。
Instagramのメッセージをあしらった「プロジェクターフォト」の背景
10月7日、Instagramの15周年を記念したメディア向けラウンドテーブルで、フリューの榎本雅仁社長が登壇。コラボ企画のほか、同社のプリントシール機開発とInstagramの関係について説明した。
榎本社長によれば約20年前は業界4位程度だったが、主力である女子高生へのグループインタビューを徹底的に実施し、ユーザーニーズを追求した結果、現在の圧倒的シェアを獲得することができたという。
2015年頃からインタビューでInstagramがキーワードとして登場し始め、徐々にプリ画像をInstagramに投稿する動きが見られるようになった。それからInstagramのトレンドは常に注視し、プリントシール機の開発に生かしているという。
10月7日のメディア向けラウンドテーブルに登場したフリューの榎本社長(右)
2016年には初めてInstagramを含むSNSを直接意識した機能を「UP(アップ)」という筐体に搭載。撮影後にシールデザインを自由にカスタマイズできる機能など、SNSでのシェアを意識した。
2017年には「インスタ映え」が流行語となり筐体デザインから機能まで、SNSにアップされることが意識されるようになった。2018年に半透明の「透けちゃうシール」を採用した筐体「SUU.(スーーー)」を発売したほか、写真映えする筐体デザイン、ストーリーズ投稿を意識した携帯置きスペースの設置などの取り組みを次々と実施してきた。

