コーセー「FASIO」新タグラインでクリエイティブ新たに コミカルな戸塚純貴×今田美桜

コーセーは10月3日、メイクアップブランド『ファシオ』の新たなコンセプト「キレイの即戦力」を掲げたビジュアルとスペシャルムービーを公開した。今回、ブランドミューズの今田美桜に加え、新たなアンバサダーに俳優の戸塚純貴を起用している。

BBティント UV カバー「CMディレクター TOZUKA、今田さんに熱血指導」 篇。10月16日発売の新製品「BB ティント UV カバー」の機能的価値を訴求したスペシャルムービー。TOZUKAが自ら商品を塗布し、水を吹きかけて耐久性をアピールするなど、思わぬ演出に戸惑う今田だったが、撮影本番では完璧な表情を披露し、TOZUKAも「ブラボー」と涙を流す展開に。

一方、「うるおい整う クリーム下地」篇では、しっとり感を“全身くねくね”で表現するTOZUKAに、今田の心の声が漏れるというユニークな演出も。

企画・制作はコーセーのインハウスクリエイティブチームが担当。同社クリエイティブディレクターの永井のぞみ氏は「Webを中心に広告を展開するFASIOだからこそ、拡散性を意識し、商品を軸に据えながらも“観たくなる”ストーリー性のある構成を重視した」と語る。

「『キレイの即戦力』という新タグラインのもと、表現手法も新たなフレームで展開した企画です。企画から制作までをインハウスのクリエイティブチームで一貫して行い、スモールチームだからこそ制作陣とも密に連携し、意図を丁寧に演出へ落とし込むことができました。また、(伊勢田)世山監督によるユニークな演出とテンポ感ある編集が、商品の魅力を印象的に伝える映像に仕上がっています。クライアントという立場を超え、ひとつのチームとして制作に臨んだ現場は、常に笑いの絶えないムードで、ぜひ次回作にもご期待いただきたいです」(永井氏)。

CM カット

永井氏は、今回の映像制作で特に意識したポイントとして、エンターテインメント性をもって伝えた点だと語る。

「ファシオが持つ“簡便性”や“耐久性”といった機能的価値を、エンターテインメント性をもって伝えることに注力しました。“癖の強いCMディレクター”役として戸塚純貴さんを新たにアンバサダーとして迎え、凛とした美しさを持つブランドミューズ・今田美桜さんとのユニークな関係性をストーリー仕立てで描いています。演技力のあるお二人だからこそ成立する軽妙なやりとりの中に、商品特徴を自然に織り込むことを意識しました。ビューティー広告の文脈の中で、あえてコミカルな演出に挑戦した点も大きなこだわりです」(永井氏)。

スタッフリスト

企画制作 AOI Pro.、IKERU
CD 永井のぞみ
企画 桑原尚朗、坂本順子
C 坂本順子
AD 中村可奈恵
Pr 守谷拓真、渡邊美友、加藤春子
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PM 今井光臣
演出 伊勢田世山
撮影 金 芳明(動画)、フジイセイヤ(KV)
照明 岡崎雄也
美術 中村俵太
ST 丸山佑香
HM 秋香裕子(今田)、ヒラタナルタカ(戸塚)
CAS ギャンビット
NA 佐藤芳洋
出演 今田美桜、戸塚純貴
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