日本新聞協会は10月20日の「新聞広告の日」に合わせ、協会加盟76紙の新聞広告統一PRキャンペーン「ほぼじっすん、しんぶん。」を10月15日より展開する。今年のPRアンバサダーにはモデル・タレントのゆうちゃみさんを起用。自身のTikTokアカウントでもショート動画を公開し、新聞広告の魅力を若年層にも広める狙いだ。
「新聞愛好家」としてアンバサダーを務めるゆうちゃみさん。情報収集の手段として日常的に新聞を活用しており、2024年の「新聞週間」の企画でもインタビューを受けていた。
本キャンペーンでは、全国各地のシンボルや名物を“ほぼ実寸大”で新聞紙面に掲載。二次元コードを読み取ると、特設サイト上で「答え合わせ」ができる仕組みになっている。デジタルでは伝わりにくいサイズ感を通じて、紙媒体ならではの表現価値を訴求する。
「新聞1ページというサイズのインパクトを生かしたクリエイティブの可能性を追求した」と日本新聞協会はコメント。地域を象徴する建造物や特産物を題材にすることで、世代を問わず興味関心を喚起し、地域への愛着醸成にもつなげたい考えだ。
新聞広告は、10月15日から18日にかけて全国46紙に掲載。特設サイトの公開は2026年1月15日までを予定している。
また、ゆうちゃみさんのインタビュー動画はYouTubeおよびTikTokで公開中。SNSでの拡散とあわせ、新聞広告の新たな魅力発信を目指す。
掲載広告の一部。10月15日から18日にかけて、全国46紙で掲載される。
YouTubeや、104万フォロワー(2025年10月現在)を持つゆうちゃみさんのTikTokアカウントにてインタビュー動画を公開し、若年層へのアプローチを図る。
2018年より同協会主催で実施してきた「新聞広告統一PRキャンペーン」。これまで広告会社が企画・制作を行ってきたが、2023年度から「新聞広告PRコンテスト」として新聞協会加盟社、関連会社の社員からキャンペーン企画を公募する形式に変更している。

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