「失敗を応援する」企業文化をアピール
マクニカは、テレビCMシリーズ「マクニかぞく」の新作「授業参観」篇、「帰り道」篇、「フットサル教室」篇を10月4日から放映開始した。社員夫婦の家族役としてタレントの要潤、お笑いタレントの「キンタロー。」、子役の金井晶が出演。同社独自の企業文化や特徴を社員とその子どもの視点から紹介する構成で視聴者の共感を呼び、認知度向上と若年層の入社意欲の喚起を狙う。
要潤とキンタロー。がマクニカ社員の夫婦として出演
マクニカは1972年創業の半導体商社で、サイバーセキュリティやAIなど最先端のテクノロジーを総合的に扱う。近年は、生成AIや脱炭素化(EV需要)による半導体需要の拡大といった外部環境要因に加え、M&Aによる商圏拡大も追い風となり、売上を急速に拡大している。
マクニカには同業他社と異なる独自の企業文化が根付いているという。ブランディング&コミュニケーション統括部 統括部長の松本朋子氏によれば、商社でありながら社員の3人に1人が技術者という高い技術力や、創業50年以上の歴史を持ちながらもスタートアップのように風通しがよくフットワークの軽い社風といった特徴があるという。
また、世界中から先端技術を見極めて取り入れる「目利き力」や、「若手のうちから大きな仕事を任される」「挑戦しないより挑戦して失敗したほうがよい」「人に始まり人に終わる」といった価値観も企業文化として根付いている。
