三菱電機は、9月に公式YouTubeチャンネルとSNSでパーパスビデオ「Changes for the Better」篇と「A Vibrant and Sustainable Society」篇を公開した。
「三菱電機グループは、グローバルで事業を拡大し約15万人の従業員を抱える規模に成長しました。一方で、事業が拡大するに伴い統一したブランドイメージ発信に課題がありました。そこで、三菱電機の企業理念体系を中心に一貫したブランドイメージを社内外に周知してブランドへの期待感を高めるための、統一されたグローバルブランドづくりがオリエンでした」と、本コミュニケーションを手がけたクリエイティブディレクター 武重浩介氏。
パーパスビデオのローンチ以前に、クリエイティブチームは三菱電機のアイデンティティを再確認することからブランドづくりに取り組んだ。クライアントと一丸となり、グローバル拠点を巻き込みながら、三菱電機らしさとは何か?から皆で議論しあうワークショップを実施。そこから約200ページに及ぶブランドガイドライン、グラフィックエレメント、CI、サウンドロゴ、キービジュアルといったグローバルでブランドを形づくるあらゆる要素を制作した。そして、それらを反映した形で映像化したものが、この2本のパーパスビデオだ。いずれも三菱電機のパーパスを社会的価値に変換したメッセージである“あたりまえの毎日を支え続け、世の中にポジティブな変化を起こしていく”ことを映像化したという。2本のパーパスビデオは、三菱電機のパーパスを世の中に発信するものであると同時に、インナー向けの統一されたブランドをつくるガイドとしての役割も果たしている。

