2025年、デジタルサイネージ広告市場規模1,100億円に到達か LIVE BOARDら3社予測

LIVE BOARD、デジタルインファクト、CARTA HOLDINGの3社は10月21日、デジタルサイネージ広告市場に関する調査結果を発表。2025年のデジタルサイネージ広告市場規模は1,110億円の見通し(前年比116%)となり、2030年予測は、2025年比148%増の1,647億円となった。

2025年のデジタルサイネージ広告市場規模の見通し1,100億の内訳は、交通が522億円で全体の47.0%、商業施設・店舗が260億円で全体の23.4%、屋外が192億円で全体の17.3%、そしてその他が136億円で全体の12.3%を占めると推測された。

イメージ グラフ

セグメントごとの予測背景は以下のとおり。

交通(鉄道車両や駅施設、タクシー、バス、空港、航空機など)

駅施設ではインパクトのある表現やイマーシブな空間演出に長けている媒体への需要が高まっている。デジタルサイネージ端末の設置や商品開発も継続して進んでいくものと見られるが、今後は高い広告需要が見込めるエリアに絞ったうえでの投資が進められていくものと見られる。

首都圏での媒体取り付けがほぼ完了したとされるタクシー広告では、認知効果を高めるためにタブレットで放映される独自の番組コンテンツの開発に取り組むととともに、広告主をスポンサーとした番組タイアップ企画にも積極的に取り組むなど、新たな広告商品の提供も進んでいる。

空港では訪日外国人旅行者数が急増、その需要に応える形で国際線のデジタルサイネージでの満稿が続いてきた。また、国内線で周遊する訪日外国人旅行者も増えており、地方空港でもインバウンドによる一定の効果が表れている。

商業施設・店舗

デジタルサイネージ端末の設置が進む一方で、データ連携や活用、効果測定が引き続きの課題として残されており、様々な事業者が参入している。また、これまでは店頭に置いてある商品の販売を促進させていくために広告が出稿されてきたが、大規模なデジタルサイネージ端末の設置が進んだことにより、車など店舗への非配荷の商品の広告出稿がなされるなど、一部では認知メディアとしての活用も進んだ。

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