女性“初”の首相誕生で再注目される宝島社の企業広告

石破茂首相の後任を選ぶための首相指名選挙が10月21日に行われ、自民党の高市早苗総裁が選出された。

日本初の女性首相が誕生し、社会の価値観やジェンダー観が再び問われている。そんな中、あらためて注目を集めているのが、宝島社が毎年正月に新聞に掲出する企業広告だ。2020年の「女性について」や2022年の「男でも、首相になれるの?」など、同社はこれまでも時代の空気を突く問いを投げかけてきた。社会の節目ごとに「広告で社会を映す」宝島社の姿勢が、いま再び共感と議論を呼んでいる。過去に雑誌『ブレーン』で取り上げた事例を再掲する。

写真 誌面

制作者コメント(『ブレーン』2020年03月号再掲)

「女性活躍推進法」が施行されて、はや5年。
女性が“輝く”社会は実現されたでしょうか。
そもそも女性が輝かない社会に未来はあるのでしょうか。
新しい時代になって初めてのお正月。
女性こそが希望であることを改めて宣言し、わかち合いたいと思いました。
その上で、すべての女性が自分らしく生きられるように何をするべきか、考えてゆければという思いをこめました。

写真 誌面

制作者コメント(『ブレーン』2022年03月号再掲)

「男でも、首相になれるの?」2022年お正月の宝島社の企業広告です。ジェンダーをはじめとするさまざまな課題も、一度腰をあげさえすれば、実はあっという間に解決できるのかもしれない。要は、やるか、やらないか。新しい年の始まりに、前向きなメッセージとともに、世の中の背中を少しでも押せればと思いました。(上田家 コピーライター 上田浩和、小山佳奈)

スタッフリスト

女性について
企画 宝島社+電通
ECD 古川裕也、磯島拓矢
C 上田浩和、小山佳奈
AD 今井祐介
掲載 日本経済新聞全国版朝刊
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男でも、首相になれるの?
企画制作 宝島社+電通
ECD 古川裕也、磯島拓矢
C 上田浩和、小山佳奈
AD 今井祐介

掲載 朝日、日刊ゲンダイ(1/6)
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