10月13日に閉幕した大阪・関西万博。その翌朝、JR西日本は感謝の思いをつづった新聞広告を各紙に出稿した。10月14日は「鉄道の日」でもあり、万博に関係するスタッフや来場者など、全ての人に感謝を伝える内容だ。掲載は朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経新聞、産経新聞、交通新聞。
朝をつなぐ想い。
昨日までが、夢だったかのような静かな朝です。
だけど、こんなにも美しい朝はありません。
大阪・関西万博が閉幕しました。
開催期間184日。幕開けまでを考えると、もっと長い時間。
特別な日常を、ただ何事もなくお運びしていく。
私たちはその想いを胸に、
ひとつひとつの仕事を着実に積み重ね、
ただまっすぐに走り続けてきました。
どんな日も変わらず、朝をつなぐこと。
それが私たちの使命です。
みなさま、おはようございます。
この朝は、みんなで夢見た未来へ向かう朝。
私たち鉄道にとって、154年目の出発の朝でもあります。
大阪・関西万博と共にあった日々を、
一緒にすごしたみなさまへ。
ありがとう。
そして、いってらっしゃい。
JR西日本の主要駅ではこれに連動し、10月6日から万博ラッピング車両やシャトルバス、万博会場内の様子をとらえた4種のポスターも掲出した。
万博ラッピング車両やバス、パビリオンとともに“名残惜しさ”を表現
4種のポスターは駅の万博ラッピング車両と車掌、万博ラッピングシャトルバスと運転手、万博の会場内オフィシャルストアとスタッフ、万博会場内のチェコパビリオンのスタッフ、そしてそれぞれの利用者や来場者を主人公として切り取った内容だ。
この4枚のポスターは赤と青のラインでつながっており、さらに新聞広告を真ん中に入れると同様につながる仕掛けにした。なお新聞広告はサイズが異なるため、B1デザインにリサイズしたものをJR西日本グループの社内用に制作、各社で掲出している。
JR西日本 万博プロジェクト推進室の國見篤志氏は「“万博に携わってきたすべての方々(スタッフ・お客様など)に感謝を伝えたい”という当社グループの想いを的確に落とし込んでいただくとともに、万博の“名残惜しさ”もうまく表現された広告になりました」と話している。






