広告関係24団体の横断プロジェクト「広告のミライ」とアドタイの共同企画「おもしろ広いぞ、広告業界。」では、各団体からそれぞれ推しの広告パーソンを紹介していきます。第6回は日本インタラクティブ広告協会(JIAA)から推挙されたLINEヤフーの川和田真樹さん。クリック数などのデータは一見すると無機質に思えるが人の感情が透けると川和田さんは語ります。今回はデジタル広告の醍醐味について教えていただきました。
川和田真樹さん(LINEヤフー)からのメッセージ
Webマーケティングの世界は、数字の海の中で“人の気配”を探す仕事だと思います。
私はLINEヤフーで、サイト経由からYahoo!広告を使う広告主を増やすために、広告出稿管理やSEO、サイト改善、キャンペーン設計などを主に担当しています。数値を見るほどに、その背後にあるユーザーの意図や感情が浮かび上がってくる。なぜその瞬間にクリックしたのか。なぜページを閉じたのか。その理由を想像し、仮説を立て、検証を重ねます。
データは一見無機質ですが、そこには人の行動や心理が凝縮されています。数字を通して“人の思考”を読み解き、より良い体験を設計することができる。数字と向き合うことは、人の心や社会の動きを理解することでもあります。
無数のデータの中にある人間らしさを見つけ出し、気づきや出会いを生み出していく──その積み重ねが、仕事を続ける原動力であり、私がこの世界に惹かれ続ける理由です。

川和田真樹さん(LINEヤフー)の仕事紹介
推挙団体・JIAA



