JFAスポンサーシップ責任者とアディダスのブラマネに突撃、26年間のレガシーをどうブランドに引き継ぐ

アディダス ジャパンと日本サッカー協会(JFA)は11月10日に「サッカー日本代表 2026」に関する共同発表会を開いた。発表会後にAdverTimes.編集部はJFAでパートナー事業部のグループ長を務める二瓶貴大氏とアディダス ジャパンでブランドコミュニケーションズ シニアマネージャーの髙橋慶多氏に個別取材を行った。近年盛り上がりを見せるスポーツ市場と長年蓄積されたスポンサーシップをブランドにどう還元するかについて聞いた。

2022→2026年でサッカー日本代表へのスポンサーの注目も高まる

━━2025年3月にアディダス ジャパンとの「日本サッカー協会 オフィシャルサプライヤー」契約延長と発表がありましたが、契約年・金額について教えてください。

JFA二瓶

:契約の詳細は相手方もいるので公表していませんが、ユニフォームを中心に日本サッカー代表に関わるウェアなどのサポートをしていただいています。公式サプライヤーとしての契約をしています。

━━1999年から26年間契約を延長しています。オフィシャルサプライヤーに期待していることは?

JFA二瓶

:ユニフォームというアイテムを通じてサッカーファン・サポーターの皆様を応援・支えてくださる取り組みをしていただいています。「日本サッカーの強化」と「応援していただく輪を広げる」という2点で同じ方向性を向いていただける最高のパートナーです。

例えば先日発表された新ユニフォームでは高通気性能や優れた透湿性によって選手がベストパフォーマンスを出すための貢献をしてくれます。また当協会の動きに連動して、今回でいえばビッグタケモニュメント(サッカー日本代表・久保建英選手をモチーフにした巨大モニュメント)を設置したりと、ユニフォームの発表のたびに新たなファンの獲得につながる施策を用意してくださっています。

写真 ユニフォームの袖

グラフィック

袖のスリーストライプスも従来のような熱転写ではなく直接生地に編み込むことで、通気孔のあるストライプスを実現。肩口でさえも通気性を備えた

━━2022年には電通と「JFAパートナーシップ(2023~2030)」契約を結んでいます。具体的にどういった取り組みを行っていますか。

JFA二瓶

:電通には日本サッカーの黎明期から支えていただいています。広告代理店としてさまざまなクライアントとのパイプを持っているので、新しいパートナーを見つけたり、リレーションをつないでくださったりしています。パートナーリレーションだけでなく、サッカーを盛り上げるための企画提案も一緒にしていただいています。

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