リカバリーウェア「BAKUNE」などを展開するTENTIALは11月7日から、ヘラルボニーとのコラボレーション製品である「BAKUNE Pajamas Dry(HERALBONY)」の販売を開始した。「異彩と潜在。」というコンセプトを掲げ、2種類の「BAKUNE」をラインアップした。
11月7日のメディア発表会より。(左から)TENTIAL代表取締役CEO 中西裕太郎氏、ヘラルボニー 代表取締役 Co-CEOの松田文登氏。
今回の共創プロジェクトは、TENTIALにとっては初のコラボレーション企画となる。同社代表取締役CEO 中西裕太郎氏によると、ヘラルボニーが掲げる「社会に障害があるアーティストの異彩を世界に広げたい」という想いに共鳴し、TENTIALから声をかけた。
2025年8月には中西氏が岩手にあるヘラルボニー本社を訪ねるなど、相互理解を深めたうえで実現に至った。「『人類のポテンシャル(潜在能力)を引き出したい』という理念を掲げるTENTIALとして深く共鳴をした。アートという異彩を身にまとうことで、日々前向きに挑戦している人のポテンシャルをより引き出すことにつながれば」(中西氏)と経緯を説明する。
今回はヘラルボニー契約アーティストのアートの中から、和田成亮氏の「ノースウエスト航空」と笹山勝実氏の「無題」、2種類のアートを採用。機能面としてのデザイン・アートであることを踏まえ、見た瞬間のインパクトが強いものを選定した。2点のアート作品については、限定のデザインボックスにも使用される。
直営店の「TENTIAL 虎ノ門ヒルズ」では、今回のコラボアートのうち和田成亮氏の「ノースウエスト航空」を外装としても使用している(期間は未定)。


