生成AIの進化は、広告ビジネスに携わるあらゆる人材の仕事の前提を大きく変えつつあります。単なる効率化ツールではなく、企画立案や戦略構築、顧客体験デザインにまで関与する共同クリエイターとしての役割が広がる中、アドパーソンは何を強みにし、どのようなスキルと働き方をアップデートすべきなのでしょうか——。本企画では、広告会社、広告主企業、メディア企業、デジタル/テック企業の4つの立場から、「Advertising Week Asia 2025」に登壇するメンバーを中心に、一問一答形式で回答してもらいます。AI時代の仕事のリアルに迫ります。
2015年に花王へ入社し、デジタルマーケティングを経験したのち化粧品ブランドのマーケティングに従事。21年からDX(デジタルトランスフォーメーション)推進部門としてデジタル活用の推進に従事。2020年~2025年には、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構(DMI)U35プロジェクトの代表を務め、その活動の一環として23年に35歳以下の若手ビジネスパーソンを対象としたU35 Creative & Communication Awardを一般社団法人I.C.E.とDMIの共同事業として立ち上げる。21年に一橋大学大学院 経営管理研究科(MBA)を修了したのち、同大学院の博士後期課程に在籍しMOT(技術経営)の研究に従事。
長崎亘宏氏
講談社
ライツ・メディアビジネス本部 局次長
講談社メディア・コミュニティ・ラボ 代表
広告会社でのメディアプランニング職を経て、2006年、講談社に入社。広告商品開発やイベント事業に携わる。2010年より、雑誌広告効果測定調査「M-VALUE」設立・運営に従事。2021年より、日本インタラクティブ広告協会理事就任。コンテンツマーケティング研究会座長として従事。2022年より、interfm番組審議委員就任。現在はビジネス情報番組「J LIVE RADIO」のパーソナリティーを務める。2024年より、日本マーケティング協会理事として従事。