パルコが運営する渋谷PARCOは11月18日、2025年10月の単月取扱高を発表した。同年同月の取り扱い高は48.6億円、前年比127.6%、来館客数も前年比121.3%と前年を大きく上回り、単月で過去最高の取扱高という結果となった。
過去最高達成支えた「約80区画1800坪の大型改装」
渋谷PARCOは、2019年11月に“新生”渋谷PARCOとしてリニューアルオープンし、2024年で5周年を迎えた。また2025年春からは、2019年の開業以来、初の大型リニューアル改装を実施。2025年秋に約80区画 1,800坪のリニューアルを完了させた。
ラグジュアリーメゾンや気鋭のドメスティックブランド含むファッションを中心とした1〜4Fに加え、世界初出店IPコンテンツを迎えた6Fなどのフロアが7月に誕生。渋谷PARCO全館で「グローバルニッチ」を体現する空間への変化を生み出し、国内外問わずニッチカスタマーに向けての価値提供を目指す。
パルコによると、今回、10月が単月過去最高の取扱高を達成したのは、改装効果が最大限に寄与した、としている。2025年9月の41億円 前年比122.6%の好調に続き、10月は単月売上が48.6億円 127.6%と過去最高を達成となった。
これまで単月で過去最高取扱高を記録していた2024年12月の43.7億円を上回り、過去最高を更新。年末商戦・セールなどが絡まない時期での取扱高更新は異例。

