サントリー「ROKU〈六〉」、日本ならではの四季を“絶景一体型広告”に

サントリーは11月18日、サントリージャパニーズクラフトジン「ROKU〈六〉」とローカル鉄道との共同プロジェクト「旬窓紀行」を開始した。車窓から見える景色を絵画のように見立てた“絶景一体型広告”と記念乗車証を配布する。

「旬窓紀行」のキービジュアル。

今回広告を掲出するのは、秋田の秋田内陸縦貫鉄道、福島の会津鉄道、群馬・栃木のわたらせ渓谷鐵道。近年、少子化や都市への人口流出、移動手段の多様化などにより、多くのローカル鉄道が利用者の減少や運行維持の難しさといった課題に直面していることを受け、企画した。

企画で着目したのは、交通インフラとして地域の暮らしを支えながら、風景や文化に寄り添うローカル鉄道だからこそ味わえる四季の美しさ。サントリー 宣伝部の藤原菜野氏によると、「ROKU〈六〉」が大切にしている“日本ならではの四季”の絶景を届けることで、その希少性と、それに触れることによる心華やぐ気持ちを届けたいと考えたという。

共同プロジェクト「旬窓紀行」の特徴は、豊かな自然に囲まれたローカル鉄道の車窓を「四季の絶景を絵画のように映す額縁」として捉えていること。車窓から見える一瞬の景色が、より美しく見えるようにデザインされたフレームを設置した。広告を通して美しい四季の景色を見ることで、ローカル鉄道という交通手段を、単なる移動にとどまらない“四季を感じる体験の一つ”とすることを目指す。

実際の掲出の様子。

企画を務めたii プロデューサー/プランナーの瀬 和成氏は「ジャパニーズクラフトジン『ROKU〈六〉』として、四季の移ろいに想いを馳せる日本ならではの『精神性』を誇れるようなアクションにしたいと思い、企画した」と話す。

「“旬”という美しい概念に宿る『その時だけの刹那性』を車窓に流れる四季の風景に見立てました。一瞬の景色を美しく閉じ込める車窓フレームの開発など、ローカル鉄道各社さまと共同で取り組んだ様々な施策を通して、本企画がまちの活性化にもつながることを願っています」(瀬氏)。

記念乗車券は、秋田内陸縦貫鉄道では角館駅ほか2駅、会津鉄道では西若松駅ほか5駅、わたらせ渓谷鐵道では相老駅ほか2駅で配布。期間は12月17日まで。また12月初旬には、「ROKU〈六〉」公式Instagramにてプロモーションムービーを公開する予定だ。

左から、秋田の秋田内陸縦貫鉄道、福島の会津鉄道、群馬・栃木のわたらせ渓谷鐵道で配布する記念乗車証。

スタッフリスト

企画制作 ii、ACROBAT FILM
CD+企画 瀬 和成
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企画+C 宮本岳
AD+D 志村洸賀
CPr 城本久嗣、Monet
Pr 大野瑞樹
PM 古田智大
演出+撮影 熊谷寿将
照明 堅木直之
カラリスト 西田賢幸
編集 下山田宇希
音楽 原田 瞳、高井息吹
MIX 浅田将助
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