当初は2Dアニメーションだった「はちのすけ」シリーズ
ノーベル製菓は「はちみつきんかんのど飴」の新WebCM全3種を11月17日から公開している。テレビCMでおなじみの、くまのキャラクター「はちのすけ」「ちびのすけ」親子が登場するストップモーション(こま撮り)アニメーションとは異なり、今回は実写演出となる。
「はちみつきんかんのど飴」のCMといえば、「だから毎日おもしろい」というフレーズが耳に残っている人も多い。しかし、この楽曲は新WebCMだけでなく、テレビCMでも現在は使用されていない。ノーベル製菓の池本舞主任が、CMシリーズの歴史と楽曲の変遷について語った。
「ひなたぼっこ」篇(左上)、「トンボ」篇(右上)、「モグラたたき」篇(左下)、「はちきんダンス」篇(右下)
現在知られるキャラクター「はちのすけ」は、2005年に商品キャラクターの一般公募によって誕生。当初はパッケージのみで使用されていた。
2007年の「ひなたぼっこ」篇でCMデビューを果たしたが、この時は現在のストップモーションではなく、2Dアニメーションによる表現だった。2Dアニメーションは2008年まで2年間続き、「ひなたぼっこ篇」「星空篇」など計4作品が制作された。
ストップモーション・アニメーションは2009年にスタート。「どーもくん」「こまねこ」などを手掛けるストップモーションの制作チーム「ドワーフ」を起用し、人形を使った新シリーズが始まった。この際、はちのすけは平面デザインを基に立体のコマ撮り用人形として新たに制作された。
