ミツカン×超特急、幼少期写真で「地元凱旋広告」 Fibeeの「せいちょう」戦略

コラボ成功のカギは「納得感」と「必然性」

ミツカンは11月25日から、「発酵性食物繊維」を豊富に含む食品ブランド「Fibee」(ファイビー)と、男性アイドルグループ「超特急」のコラボ企画第2弾を開始した。今年6月からスタートした「腸特急」プロジェクトの続編で、今回は「せいちょう」という言葉のダブルミーニングを軸とし、メンバーの幼少期写真を掲載した大型広告を出身地に順次掲出していく。

交通広告ビジュアル【熊本・ハル】

交通広告ビジュアル【熊本・ハル】

「Fibee」は、腸内に生息する「腸内細菌」に働きかけ、様々な健康効果が期待できる食品ブランド。ワッフル、ビスキュイ、カレーなど、老若男女問わず楽しめるアイテムを揃える。

同プロジェクトは、Fibeeの公式キャラクター「Fibees(ファイビーズ)」と超特急のメンバー数が同じ9人であることに着目して始動した。メンバーを各Fibeesの擬人化として位置づけ、グループ名を「腸特急」に改名した。第1弾では特別版MVの公開などを実施したほか、限定セット「ご乗車BOX」が発売2日で完売するなど大きな反響を得た。

プロジェクト全体として、ファンの熱量からUGCを創出し、ブランド認知や購買促進に寄与することを目的としているという。前回施策ではUGC数がKPI対比233%と大きく伸長。公式通販での直接的な販売成果も得られるなど、一定の効果が確認されている。

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