11月28日、夢洲の大阪・関西万博の会場にて、公式キャラクターとして親しまれてきた「ミャクミャク」のモニュメントの移設記念式典「ミャクミャク旅立ちセレモニー」が開催された。
期間中、東ゲート付近で多くの来場客を迎えた「ミャクミャク」。今回の式典に合わせ、元は「いらっしゃいませ。」と記載されていた木札が「ありがとう。またね。」に変更された。
句点は「こみゃく」の姿になっている。
会場には、吉村洋文大阪府知事と横山英幸大阪市長のほか、アバンギャルディや、大阪ヘルスケアパビリオンのマスコットキャラクター「もずやん」も登場。さらに万博のデザインシステムを手がけたクリエイティブディレクターの引地耕太氏が登壇し、吉村知事から万博の盛り上がりを醸成したことへの感謝の花束が贈られた。
(左から)吉村大阪府知事、引地耕太氏。
会場にはまた、約167倍の倍率の抽選で当選した約1000人の大阪府民も訪れ、ミャクミャクの姿を目に焼き付けた。
来場客の中には、ミャクミャクのグッズを身に着けている人も多数。
式典後、西ゲート付近に設置されていたミャクミャクも含む2体は、クレーン車で吊り上げられ搬出作業が行われた。2体は2026年3月頃に、1970年に開催された大阪万博の会場跡地である万博記念公園(大阪・吹田)に移設される予定。





