日本パブリックリレーションズ協会は12月1日、優れたPR事例を選考・顕彰する「PRアワードグランプリ2025」の受賞作品を発表した。
グランプリは石川県主体の「PRパーソンの未来予測を、災害対応に応用『能登半島地震 命を守る災害対応リアルタイム広報』」が受賞し、ゴールドは金龍製麺の「人気スポット消失の危機を、笑いによる合意形成で地域を巻き込む物語に道頓堀 金龍のしっぽプロジェクト」が受賞。
このほかに、「シルバー」4件、「ブロンズ」5件、審査委員特別賞1件が決定した。
応援消費おねがいプロジェクトのロゴマーク
「PRパーソンの未来予測を、災害対応に応用『能登半島地震 命を守る災害対応リアルタイム広報』」は、2024年1月に発生した能登半島地震に対する防災や復興のための広報施策。
不安を抱える被災者や県民に必要な情報を迅速に届けるために、SNSや動画を積極的に活用したプッシュ型の発信など、戦略的に情報を提供。復興の側面では、「応援消費おねがいプロジェクト」のロゴマークを無料でダウンロードできるようにし、誰もが「食べる」「買う」などあらゆる行動で能登を応援。同時に「能登のために」というメッセージを発信する仕組みをつくり上げ、日本中で行動変容を起こすための取り組みも行った。
