メディア調査会社のニホンモニターは12月3日、2025年1月から11月までのテレビ番組出演者データをもとにした「2025タレント<関東・関西>番組出演本数ランキング」を、 ワイヤーアクションとの共同調査により発表した。結果、バナナマン設楽統が2022年以来3年ぶりに関東部門で年間1位に返り咲いたことが明らかになった。
関東での設楽統の出演回数は 553回。代表的なレギュラー番組には「ノンストップ!」「バナナサンド」「乃木坂工事中」などがあり、安定した“お茶の間出演”が結果につながった。
常連の“強さ”と関西勢の台頭
関東ランキングの上位には、昨年まで首位を争ってきたタレントたちが名を連ねる。2位は澤部佑(ハライチ)、3位は川島明(麒麟)、4位に平子祐希(アルコ&ピース)、5位は山里亮太(南海キャンディーズ)といった顔触れ。いずれも全国ネットで安定的に番組出演を続けており、“定番戦力”の強さが浮き彫りとなった。
一方、関西部門では、山内健司(かまいたち)が初の年間1位を獲得(関東部門14位)。3位にも相方の濱家隆一(かまいたち)がランクイン(関東20位圏外)。東西で番組出演の勢力図に変化が見られ、関西勢の“存在感”も際立つ結果となった。
ブレイクタレントはtimelesz
注目すべきは「2025ブレイクタレント(関東)」のランキング。2024年にグループ名を改名し、2025年に新メンバーを加えて再始動したtimeleszが、出演番組数を前年から195本も増加させ最多のブレイクと評価された。
また、他にもM!LK、バッテリィズ、超ときめき♡宣伝部など、若年層に人気の音楽グループがランクイン。2025年は、新旧タレントが入り混じる“多様性の年”となった。
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