カルビーは1975年に誕生した「カルビーポテトチップス」の発売50周年を記念して、親子向けワークショップ「“子どもと一緒にタイムトラベル!”生成AIでデザインする50年後のカルビーポテトチップス」を、11月29日に開催した。
当日は、小学生と保護者の親子約40人が参加。ポテトチップスの歴史を学ぶレクチャーの後、“50年後にはどんな商品になっているか”をテーマに、親子でパッケージ案を考えた。AI技術を活用し「未来のポテトチップス」を創造する体験型ワークショップを開催することで、子どもたちの創造力やAIリテラシーの向上に貢献することを目指した。
生成AIで描く「未来のポテトチップス」
ワークショップでは、アドビの生成 AI 技術を搭載したデザインアプリ「Adobe Express」を使用し、子どもたちが考えたアイデアをそのまま未来のパッケージとしてカタチにした。宇宙を旅する未来の食体験をイメージしたフレーバー「宇宙DX味」、タイムトラベル要素を取り入れた壮大な背景を表現した「古代の海味」、火山や地球のダイナミズムを取り入れた大胆なデザインの「マグマ味」のようなユニークなデザインが生まれた。
子どもたちは、自らのアイデアが短時間でビジュアル化される体験に歓声を上げ、親子で協力しながら制作を楽しんだ。
子どもたちが考えたデザイン
50年後を想像する“未来志向のブランド体験”
カルビーは50周年を機に、ファンとともにブランドの未来を考える取り組み「Fan With! Project」を全国で展開している。2024年度は全国17カ所の拠点で約600人のファンとカルビー従業員約400人の計約1000人が参加。2025年度も合計15回程度の開催を予定し、今回のワークショップもその一環で、楽しみながら商品やブランドの歴史に触れられる内容として企画された。
参加者は、製品の変遷を学びながら、未来の食文化について親子で話し合うなど、単なるデザイン体験にとどまらない時間を過ごした。
カルビーは今後も、全国の拠点でファン参加型イベントを開催し、ポテトチップスの50周年を通じてブランドとの新たな接点づくりを続けていく予定だ。





